フリーランスの営業方法|案件を次々獲得するためにできること

お役立ちコラム 2023.03.24
フリーランスの営業方法アイキャッチ画像

Webライター/講師のあまちゃんです!

フリーランスと会社員の大きな違いの1つに「自分の仕事は自分で営業して獲得しなければならない」というのがあります。

営業は多くの人にとって独立後、最初にぶち当たる壁です。

私も最初はフリーランスとしての営業作法やノウハウが分からなかったり、営業をかけても案件がなかなか取れなかったりと、悩ましい日々を送っていました。

とはいえ、フリーランスの先輩にアドバイスをもらいながら実践していくうちに営業のコツを掴み、今では営業が得意になりました!

そこでこの記事では、私の実体験を元にフリーランスの営業について、方法やコツなどを詳しく解説します。

営業に悩めるフリーランスの解決策になれば幸いです!

あなたに最適なwebスキルがわかるwebスキル診断を無料で実施中!

LINE追加後3分でできるアンケートに答えると診断結果が受け取れます。

webフリーランスへや副業・転職を考えている方はぜひ試してみてください◎


フリーランスの営業方法6パターン

パソコンの前で話す人の手

まずは、フリーランスの営業方法を6パターン紹介します。

▼フリーランスの営業方法6パターン

  1. マッチングサイトで案件に応募する
  2. SNSで案件に応募する・営業DMを送る
  3. 知り合いから紹介を受ける
  4. 営業メールを送る
  5. 交流会に参加して仕事の種をまく
  6. コミュニティに属して仕事を見つける

関連記事:Webライターの営業方法17選 | 定番から変わり種まで現役フリーランスの意見を集めました

1. マッチングサイトで案件に応募する

1つ目はマッチングサイトで案件に応募する方法です。

LancersCrowdWorksなどのクラウドソーシングもマッチングサイトの一部ですね。

クラウドソーシングの他には、レバテックフリーランスMidworksなどのフリーランスエージェントもあります。

マッチングサイトは募集中の案件を効率良く探すことができ、募集内容や仕事の条件も明確な場合が多いため、比較的営業のハードルが低いです。

ただし、好条件の募集には応募が殺到するため、フリーランス同士で競い合いになることもあります。

2. SNSで案件に応募する・営業DMを送る

SNSを使って営業する方法もあります。

SNS(主にTwitter)で仕事の募集がかかっていることがあり、仕事募集のツイートから案件に応募することができます。

「#仕事募集」や「#ライター募集」「#動画編集者募集」などのハッシュタグ付きで投稿されていることが多いので、効率良く仕事を探したい場合はチェックしておきましょう。

▼よく使用されるお仕事募集のハッシュタグ一覧

  • 案件募集
  • ライター募集
  • Webライター募集
  • 動画編集者募集
  • 編集者募集
  • Webデザイナー募集
  • コーダー募集
  • デザイナー募集

また、仕事募集の投稿がされていなくても、制作会社やWebメディア、ディレクターなど仕事を持っていそうな人に自分のポートフォリオなどを記載したDMを送って営業する方法もあります。

連絡するときには自己紹介や実績、ポートフォリオなどを必ず記載しましょう!
「仕事をさせて欲しいです」などの一文だけだと、不信感を抱かれてしまいます……。

3. 知り合いから紹介を受ける

知り合いから紹介を受ける方法もあります。

普段から自分がやっていることを周囲に伝えておくことで、仕事を紹介してもらえるチャンスが広がります。

SNSのプロフィールに仕事内容を書いておくのも良いですね。

実際、雑談的に「ライターをやっている」と話したところ「そういえば書いてもらいたい文章がある」と相談を受けたことが何度かあります!

4. 営業メールを送る

4つ目は営業メールを送る方法です。

仕事を持っていそうな企業や個人の公開されているメールアドレスに営業メールを送ります。

サイト制作なら制作会社、ライターならWebメディア、動画編集者ならYouTubeのチャンネル運営者などにメールを送ることが多いです。

SNSでDMを送るときと同じように、自分のポートフォリオやできることなどを丁寧に記載したメールを送りましょう。

5. 交流会に参加して仕事の種をまく

交流会に参加して仕事の種まきをするのも営業の1つです。

オンラインやオフラインで開催されている交流会に参加する人の中には、仕事のパートナーを探している人も居ます。

すぐに仕事が得られるかは分かりませんが、交流会に参加して積極的に会話をし、人脈を広げることで、先々仕事を紹介してもらえる可能性が広がります。

参加するだけでは人脈が広がりにくいので、積極的に会話を交わすのがポイントです。

6. コミュニティに属して仕事を見つける

最後はコミュニティに属して仕事を見つける方法です。

コミュニティに属するには、オンラインサロンに入ったり、フリーランスが集まるコワーキングスペースやゲストハウスに通ったりなどの手段があります。

コミュニティに属していると、横のつながりから仕事を紹介してもらえる機会が生まれやすくなります。

ただしコミュニティ内で「いつも居るけど何ができる人か分からない」という状態だと、紹介の話はなかなかまわって来ません。

コミュニティの中でも自分がやっていることを表明しておくことが大事です。

「どうせなら知っている人に仕事を頼みたい」と考える人は多いので、人脈を広げておくと仕事を獲得するチャンスが広がりますよ!

フリーランスの営業のコツ

パソコンの横でノートを書く手

次にフリーランスの営業のコツを紹介します。

営業が上手なフリーランスは、ここから紹介するコツを心得ている人が多い印象です!

自分の価値を明確にしてアピールする

コツの1つに「自分の価値を明確にしてアピールする」があります。

フリーランスの営業における自分の価値とは、言い換えるとセールスポイントですね。

例えばWebライターなら「ライティングができる」だけだと価値としては弱いです。

ライティングができることは前提として、特定のジャンルに対する専門知識があることや、執筆スピードが速いことなど、他のライターと比べて秀でている部分を探しましょう。

セールスポイントを自覚したうえで、ニーズが合致しそうなクライアントに営業すれば案件獲得につながる可能性が高いです。

「案件」ではなく「困りごと」を探す

案件として募集されているものだけでなく、まだ案件になっていない「困りごと」を探すのもコツの1つです。

世の中には「ホームページを作りたいけど誰にどう頼めば良いか分からない」や「YouTubeを始めたいけど何からどう手を付けたら良いか分からない」などの困りごとが溢れています。

このような困りごとを察知して「私ならこんな風に解決できますよ」と提案すれば、困りごとが依頼になる可能性があります。

募集されている案件は応募が殺到するためライバルが多くなりがちです。

困りごとを察知できるようアンテナを貼っておけば、ライバルが少ない状態で営業ができます。

お客さんがどこに集まるのか考える

自分のお客さんがどこに居るか考えることも大事な視点です。

「自分のクライアントになり得る人はどこに居るんだろう?」と考えてみましょう。

例えば、サイト制作の仕事が欲しい場合はデザイナーやディレクターが集まる場所に仕事があるかもしれませんし、Webライターの場合はブロガーや編集者と知り合うことで仕事の依頼が来るかもしれません。

このように、自分に依頼する仕事を持っていそうな人が居る場所を探してつながりを作ることもコツの1つです。

認知を増やす

次に紹介するコツは「認知を増やす」です。

当然ながら自分と自分がやっていることを知っている人が増えれば増えるほど、仕事を依頼してもらえる可能性が高まります。

認知を増やすには、SNS発信や交流会への参加、オンラインサロンへの参加などに参加するのがおすすめです。

コツコツと認知を増やす活動をしていると、人づてに仕事を紹介してもらえる可能性も高まります。

多くの人は、初対面の人より会ったことや話したことがある人に仕事を頼みたくなるものです。

第一想起を目指す

「エンタメYouTubeの編集といえば〇〇さん」などのように、第一想起してもらえる立ち位置を目指すのもアリです。

第一想起を目指すには、SNSやコミュニティ内で継続的に一貫性のある情報を発信することが大事です。

マーケティングの用語では「ブランディング」とも呼ばれ、周囲に持ってもらいたいイメージを形成するためのさまざまな戦略を指します。

自分の活動する範囲で第一想起される人になれば「とりあえず〇〇さんに相談してみよう」と思ってもらいやすく、仕事獲得のチャンスが広がります。

番外編:営業しないで仕事をする方法

光が差し込む窓辺のパソコン

ここからは番外編です。

実は、メールを送ったり提案文を送ったりなどのいわゆる営業活動をしなくても仕事を得る方法があります。

「営業しなくていいならラクそう!」と思うかもしれませんが、時間やお金がかかることも。それぞれの方法を詳しく紹介しますね。

インバウンドで仕事が来る仕組みを作る

まず紹介するのは、インバウンドで仕事が来る仕組みを作る方法です。

簡単に言うと、WebサイトやSNSを利用して相手から問い合わせが来る仕組みを作り、仕事を獲得する流れです。

相手から問い合わせが来るので、営業文を書いたり送ったりする必要がありません。

とはいえ、Webサイトを作るだけでは申込みは来ないので、検索でヒットするようにSEO対策をしたり、SNSで積極的に情報発信をしたりなどの工夫が必要です。

安定的に問い合わせが来るようになるには時間がかかることを覚悟しておきましょう。

案件をたくさん持っている人とつながる

案件をたくさん持っているクライアント(制作会社など)とつながり、同じ人から継続的に仕事を依頼してもらう方法です。

一度良い関係性を構築し、それを維持すれば半永久的に仕事を依頼してもらえます。

案件をたくさん持っている人とつながるには、最初は営業が必要です。

営業して出会ったクライアントと良好な関係を築き、信頼を獲得しましょう。

同業者とつながる

同業者とつながって、横のつながりから仕事を受ける方法もあります。

同じ仕事をしている人とつながっておくと「仕事が大量に来てしまったから手伝って欲しい」という風に仕事を依頼されることがあります。

万が一逆の立場になったときにも協力を得やすいので、同業者とつながっておいて損はありませんよ。

パートナーを作ってチーム化する

次に紹介するのは「仕事のパートナーを作ってチーム化する」です。

具体的にはフォトグラファーと取材ライター、デザイナーとコーダーのように、スキルの異なるフリーランス同士で手を組めば、一人ではこなせない大きな仕事を依頼してもらいやすくなります。

一般的に「個人<チーム<会社」の順に依頼者からの信頼度が上がる傾向にあるので、パートナーを見つけてチーム化し、チームとして活動することで依頼が来やすくなるでしょう。

パートナーを見つけるためにも、コツコツ人脈を広げる活動をする必要がありますね。

営業代行を使う

どうしても営業に時間を使いたくない場合は、営業代行を使うのも1つの手です。

営業代行とは、お金を払って営業を代行してもらうサービスのことです。

営業代行サービスや営業代行を専門としている個人と契約すれば、仕事獲得の部分を代行してくれます。

ちなみに、営業代行に支払う金額は、基本的に月々固定の場合と受注額から数パーセントを代行料とする場合に分かれています。

営業に関するその他のTips

パソコンを見ている2人の後ろ姿

その他、ここまでの内容に入れられなかったフリーランスの営業活動に役立つTipsを3つ紹介します。

1. 予算を持っているクライアントに営業する

予算を持っているクライアントに営業すると、仕事を獲得しやすいです。

当然ながら、いくら魅力的な提案をしてもクライアントにお金がなければ仕事を依頼してもらえません。

受注率を上げるには、アプローチの前にクライアントの予算感を予測しておくことが大事です。

関連記事:Webライターが文字単価を上げる方法|クライアント視点とライター視点で解説

2. 受注後に理由と経緯をヒアリングする

営業して仕事を受注したら、自分に仕事を依頼してくれた理由や経緯をヒアリングしましょう。

実際に自分を選んだクライアントからの意見は、いわばお店のレビューのようなもの。

クライアントにヒアリングをすることで、自分では気が付かなかった強みや価値を認識でき、その後の営業活動でのアピールに活かせます。

3. 正社員需要があるところに営業する

求人サイトを見てみると、ライターやサイト制作者、動画編集者などの職種が正社員として募集されていることがあります。

このような正社員で募集がある企業に、フリーランスとして仕事をさせてもらえないかと打診が可能です。

やや変化球ではありますが、正社員需要があるということは必ず仕事の需要はあるので、意外と効率の良い営業方法です!

フリーランスの営業についてのよくある質問

はてなマーク

最後にフリーランスの営業についてのよくある質問にお答えします。

メールでの営業は非効率?

答えとしては「やり方による」です。

数打てば当たる方式で、営業先を選定せずやみくもにメールを送る方法は受注率が下がってしまうので非効率だと言えます。

ただし、営業先を見定めて1つ1つ丁寧にメールを送るなら効率は悪くなく、むしろ狙い撃ちができるので効率的ですね。

営業に関しておすすめの本は?

当ブログのディレクターまつに、おすすめ本を2冊選んでもらいました!

営業の魔法

ダメ営業マンだった小笠原がトップセールスマンになるまでの道のりがストーリー形式で語られた本です。

読みやすいうえに営業の本質を教えてくれる良書です!

中村信仁(2007)ビューコミュニケーションズ

ドリルを売るなら穴を売れ

マーケティングの入門書的な本です。

マーケティングの基礎的な内容を最小限のカタカナ言葉で解説してあります。

商売の本質的なことを教えてくれるので、フリーランスの営業にも役立つ内容です!

佐藤義典(2006)青春出版社

フリーランスの営業方法を学ぶなら

パソコンをしている複数の人

フリーランスの営業方法を学ぶなら、未経験から案件獲得まで体験できるWebスクールの「ワークキャリア」がおすすめです。

1カ月合宿型スクールで、期間中はWebスキルや営業方法を学び、実際に営業して案件を獲得するとこまで体験できます。

多くの卒業生が受講中に案件を獲得しています。

どんなキャリアが自分に向いているか不安な方へ。


これからのキャリアや働き方について相談できる個別カウンセリングを実施中。


「ワークキャリアをすぐには受講できない」「まずは話を聞いてみたい」方でも申込可能です!


一覧へ戻る

現役メンターによる個別カウンセリング実施中!

どんなキャリアが自分に向いているか不安な方へ。
これからのキャリアや働き方について相談できるカウンセリングを実施中。
「今すぐ受講できない」 「まずは話を聞いてみたい」方も申込可能です!

まずは相談したい話を聞いてみたい方は 個別カウンセリングを申し込む
お申し込み後、担当者から日程についてご連絡させていただきます。
TOPに戻る