Webライターの営業方法17選 | 定番から変わり種まで現役フリーランスの意見を集めました

お役立ちコラム 2023.01.10

ワークキャリアのブログを担当している伊藤です。

ツテのない状態からWebライターを始める時、「営業の壁」にぶつかる人は多いです。

わたし自身も駆け出しWebライターの頃に「営業」という響きがなんとなく怖くて、苦手意識を持ちながら営業に挑戦した思い出があります。

「ライターとしての仕事は慣れてきたけど、営業がうまくいかない」
「営業になんとなく心理的な障壁がある……」

このように感じる方は多いと思います。

しかし、webライターの営業はコツさえ掴めればかなり楽になります。

ということでこの記事では、webライターの営業のコツについてまとめました。

実際にフリーランスのwebライターとして活躍している先輩の体験談も載せています。

今日から使えるテクニックもあるので、ぜひ読んでみてください!

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オーソドックスな営業方法4つ

オーソドックスな営業方法は次の通りです。

  1. クラウドソーシング
  2. SNS
  3. 求人系サイト(Wantedlyなど)
  4. 直営業

一つずつ説明しますね。

1.クラウドソーシング

クラウドソーシングとは、仕事を依頼したい人と仕事が欲しい人をマッチングするサービスです。

クラウドソーシングには経験不問の求人も多数存在し、初心者でも比較的仕事が獲得しやすい傾向にあります。

特に「Lancers」「CrowdWorks」は利用者が多く、求人数が多いです。

ワークキャリアを受講される方にも「Lancers」「CrowdWorks」をおすすめすることは多いです。

受講生のデータを取ってみたところ、初心者の方でも、4件応募すると1件くらいの割合で採用されていました◎

2.SNS

SNS、特にTwitterでは案件の募集投稿が流れてくることがあります。

「未経験者や初心者を育成する代わりに自分の仕事を手伝って欲しい」という方も少なくありません。

「#ライター募集」などでハッシュタグ検索をすると新たな求人を見つけられるので、ぜひ検索して確かめてみてください。

発注者がどんな雰囲気の人なのか見えやすい点もSNSのメリットですね。

3.求人系サイト(Wantedlyなど)

求人サイトは転職や就職活動向けのイメージがあるかもしれませんが、フリーランス向けの求人もいくつか存在します。

求人情報の雇用形態の欄に「業務委託」とあれば、フリーランス向けの募集です。

とくにフリーランスの求人が多い求人サイトとして「Wantedly」「WorkShip」などがあります。

企業とカジュアル面談ができる仕組みがあるので、対面でのコミュニケーションで営業したい場合にもおすすめです。

求人サイトは意外と活用できていない人も多く、穴場かもしれません。

4.直営業

企業のお問い合わせフォームから直接メッセージを送る方法です。

普段から見ているWebメディアも、どこかの誰かが運営しています。

個人ブログの場合はWebライターを雇うことは少ないですが、企業が運営しているWebメディアの場合はWebライターを雇っている可能性が高いです。

好きなジャンルの記事が書きたい方には、特におすすめの営業方法です。

ちょっと変わった営業方法5つ

ここからは「ちょっと変わった営業方法」をご紹介します。

ワークキャリアの関係者に「実践したことのあるちょっと変わった営業方法を教えてください!」とお尋ねしてきたところ、リアルな意見が集まりました。

ざっくりまとめると、人との繋がりの中から仕事を得るパターンが多いようです。

1.人の集まるのコミュニティに顔を出す

人の集まるコミュニティに顔を出し、顔見知りになった上で仕事をもらうパターンは非常に多いようです。

▼例

  • 会員同士の交流機会が多いコワーキングスペースに顔を出す
  • ハブになっている人と仲良くする
  • スクールに入り、仲良くなった講師から仕事をもらう
  • オンラインサロンに入る 

ワークキャリア管轄のコワーキングスペース「まるも」や「hinode」は仕事を持っている人が出入りしますし、コワーキングスペースでは仕事の話になりやすいので、仕事をもらいやすい場所だと感じます。

メンバーからはこんな声が寄せられました。

僕は「ぬるっと営業」が得意でした!

仕事のハブになっている人と仲良くなる→仕事の話をする→仕事をもらう、といったイメージです。

募集がかかっているところに行くとライバルが多く、スキルの比較になるのですが、募集がかかっていない知り合いに営業すると、1対1でライバルがいませんし、能力だけでなく関係値で仕事を受注できるので良いなぁと思っています!

いきなり「仕事ください!」と言うのではなく、まずは自然体で交流すると信頼されやすく、仕事獲得に繋がるようです。

2.既存のクライアントさんから仕事を巻き取る

すでにクライアントさんとの関わりがある場合は、仕事を巻き取るパターンも定番のようです。

▼例

  • オーバー気味に仕事する、サービス気味に仕事をする
  • 手が回っていない業務を見つけて「手伝いましょうか?」と声をかける
  • ミーティング時のアイスブレイクで仕事のネタ提供する(最近取り組んでいる仕事の話をするなど)

例えばライターとして仕事を依頼された場合、画像選定やWordPressへの入稿、編集作業、他のライターさんの取りまとめ、マニュアル作成などを巻き取れる可能性があります。

手が回っていない業務を手伝うと「この人がいてくれると助かる!仕事がスムーズに回る!もう、ずっといてほしい!」と思われ、頼られるようになります。

3.お仕事探し系プラットフォームで「提案」以外の使い方をしてみる

お仕事探し系プラットフォームを提案・応募以外の方法で使ったことのあるメンバーもいました。

https://twitter.com/amano4510/status/1391875584083435520?s=20&t=hKotDVO1fWQCY2Osf3uiMQ

クラウドソーシングサイトを回遊して、仕事を持っていそうな人をウォッチするのだそうです。

オーソドックスに提案や応募をするとライバルが多いですが、斜め上の使い方をするとライバルが少ないのは事実です。

即効性はないかもしれませんが、クラウドソーシングを回遊すると新しい発見があり面白そうですね。

4.Twitterの検索機能を使い、仕事をくれそうな人にDMする

図解作成の仕事をしていたメンバーは「ブロガーさんに図解を作ったら喜ばれるのでは?」と考え、ブロガーさんに「図解描きますよ!」とDMを送り、仕事を獲得したそうです。

この考え方をライターに適応した場合、次のような手段が思い浮かびます。

  • LINE運用専門の人に「LINEのライターやりますよ」と伝える
  • YouTubeを始めたインフルエンサーに「シナリオ書きますよ」と伝える
  • ウェビナーを開催している人に「レポート記事を書きますよ」「Twitterで実況しますよ」と伝える

ライターの活躍場面は、Webサイトの記事内だけではありません。

「どんな場面で文章が使われているか?」を考えると、ライターの活躍場面はいろいろと思い浮かびます。

「○○な人は△△をしたら喜ぶのでは?」と相手の気持ちを想像するのは営業する上で大事なことですね。仕事の基本だと思いました!

5.提案文を作り込むよりミーティングに持ち込む

メンバーからこんな声が寄せられました。

提案文を作り込むよりも、ミーティングに持ち込むようなメッセージを心がけています!

確かに仕事をお願いする場合、スキルだけではなく人柄や会話のしやすさも大事ですよね。

特にコミュニケーション能力に自信のある人は、積極的にミーティングに持ち込むのも一つの手です。

待ちの姿勢の営業方法5つ

積極的に行動せずとも仕事を獲得できる方法があります。

「待ちの姿勢の営業方法」と分類し、まとめてご紹介します!

営業の勇気が出ない方や内向的な方は参考になるかもしれません。

1.クラウドソーシングの「スカウト」を狙う

クラウドソーシングの「スカウト」を狙う作戦です。

スカウトとは、仕事の発注者が受注者に直接メッセージを送る機能です。自分から応募する形とは異なります。

▼スカウトの良い点

  • 比較的好条件の仕事を提案される
  • ライバルがいない
  • プラットフォーム内の検索に引っかかる

クラウドソーシングは、ただ単に応募するために使うだけでなく、斜め上の使い方も試してみたいところです。

2.ポートフォリオを作り込み、拡散協力を呼びかける

SNS上に知り合いが多い場合、ポートフォリオやお仕事募集ページを作り、拡散協力を呼びかけると、多くの人に見てもらえる可能性があります。

拡散機能のあるTwitterやFacebookを普段から運用していると、仕事面で役に立つことがありますね。

リアルの知り合いだけでなく、SNS上の知り合いも仕事をくれることがあります。

3.SNSやブログ運営を頑張る

普段からSNSやブログで発信を続けていると「この人は○○分野に詳しい」というイメージがつきます。

例えば普段から家庭菜園のツイートをしているライターさんがいたら、「家庭菜園の案件はあの人に相談すると良さそうだ」とイメージできますよね。

やってみたい仕事やジャンルがある人は、ジャンルを絞って発信すると好きなジャンルの仕事が集まってくることがあります。

TwitterのDMをオープンにしたり、ブログにお問い合わせフォームを作ったり、連絡方法を明記しておきましょう。

4.知り合いに「○○な仕事をしたい」と伝えておく

知り合いに「○○な仕事をしたい」と言っておくと、自分の知らないところで名前を出してもらえることがあります。

知り合いや、知り合いの知り合いを狙うイメージです。

例えば「千葉県の旅行スポットを紹介する仕事がしたいんだよね」と知り合いに伝えておくと、その知り合い経由で旅メディアのライティング案件を紹介してもらえるかもしれません。

即効性は期待できませんが、じわじわ効いてくる営業方法です。

5.相談される信頼関係を作っておく

知り合った人から仕事の相談をされるような信頼関係を作っておくと、仕事が獲得しやすいです。

発注者の困りごとは「ライターが足りない」といった単純なものだけではありません。

「サービスの認知が広がらなくて困ってるんだよね〜」
「忙しくて全然手が回ってないんだよね〜。余裕があったら○○や△△もしたいんだけどね」

このように、世の中にには「まだ仕事としてパッケージ化されていない困りごと」が溢れています。

うまく提案すれば、大きな仕事を丸ごと引き受けられることもありますよ。

初心者のうちからパッケージ化されていない困りごとを解消するのは難しいかもしれませんが、仕事を頑張っている人に出会った時には「困りごと」を聞けるように意識したいですね。

営業しなくとも仕事をもらう方法3つ

上で説明したこととも重複しますが、営業しなくとも仕事をもらう方法は色々とあります。

  1. ハブになる人・企業を狙う(継続案件を狙い、仕事をたくさん抱えた人や企業と仲良くなる)
  2. スキルの幅を広げておく(Webライター以外の仕事もできるようにしておく。編集や写真撮影など)
  3. ブランディングをしっかりする(SNSやブログを作り込む)

「仕事を獲得するぞ!営業するぞ!」と気合を入れるよりも、目の前の人との関係性を大切にしたり、スキルアップに力を入れた方が仕事に繋がる場合もあります。

「目の前の営業」と「未来への種まきのための営業」を使い分けて、自分とクライアントさんの双方にメリットがある仕事をしたいですね。

Webライターとしての営業力を高めたい方へ

Webライターの営業方法について、オーソドックスな方法からちょっと変わった方法までご紹介しました。

下記を心がけると、スキル以外の面からも信頼されて、仕事獲得が近づくようです。

  • まずは関係性づくりから
  • 相手の困りごとは何か?を考える
  • 普段からSNSやブログで発信する
  • ライバルの少ない場所を選ぶ
  • サービス精神を持って目の前の仕事に取り組む

営業といえばテレアポや求人に応募する手法をイメージしがちですが、それは営業の手法の内のごく一部。自分に合った営業方法を見つけることが大事です。

ワークキャリアでは、営業方法に関する座学やワークタイムをご用意しています。

実践しながらスキルを身につけたい方や稼ぐ体験をしたい方は、お気軽にご相談ください。

「Webの仕事はしたことがない」という方も大丈夫です。

パソコンを問題なく使える方であれば、1ヶ月間のうちに稼ぐ体験までこなす方がほとんどです。

自分に合った働き方をするためにも、ぜひ営業スキルを習得しましょう!

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