Webライターはきついのか|現役ライターの体験談と解決策を共有

お役立ちコラム 2023.02.04

Webライターのトミーです。2021年に未経験でWebライターとして独立しました。現在はWebライターや取材ライターとして活動しています。

「Webライターって、本当にきついの?」
「ほかのWebライターって、どうやってきつい時期を乗り越えたんだろう」

このような疑問や不安を持っているWebライターは多いのではないでしょうか。

この記事では、現役Webライターがきついと思った経験や、きついと感じた時の乗り越え方を紹介します。

  • これからWebライターになりたいと思っている方
  • ライターとしての働き方がきついと感じている方

このような方の参考になれば嬉しいです。

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Webライターできついと感じたことがある人は多い

ワークキャリアで行ったアンケートでは、回答者のほとんどが「Webライターってきついなと感じている」という結果になりました。

「Webライター」に対して楽しいイメージを持っている方もいるかもしれません。しかし実際は多くのひとがキツイと感じたことがあるようです。

私自身、Webライターの仕事がきついと思うことがありました。特にWebライターとして独立したばかりのころは「思っていたよりきつい、楽しくない」と感じてしまうことが多かったです。

駆け出しの頃はどんな仕事でも引き受けていました。何ができるのかわからなかったので、一つでも多く案件を受注しようと思っていました。

Webライターできついと感じるのはどんなとき?

Webライターは、どんな場面できついと感じるのでしょうか。

アンケートでは、大きく分けて以下の4つの場面があげられました。

  • 単価・時給が安い
  • 納期に追われて徹夜することがある
  • 苦手なジャンルの記事を書かないといけない
  • 運動不足になりやすい

各場面を見ていきましょう。

単価・時給が安かったとき

まずは「単価・時給が安い」という場合。

Webライターの報酬体系は、主に以下の3つが多いです。

  • 文字単価:1文字の金額が決められており、最終的な文字数で金額が決まる
  • 記事単価:1記事ごとの金額が決められている
  • 時給:ライティングにかかった時間に応じて金額が決まる

駆け出しライターが獲得できるのは、文字単価での案件がほとんど。文字単価0.2〜5円と幅広い単価の案件がありますが、実績が少ない場合は文字単価1円程度の案件を引き受けることが多いです。

仮に3,000字の記事を書いたとしましょう。その場合、文字単価1円なら3,000円ですし、文字単価0.5円なら1,500円です。月10万円を稼ごうと思ったら、文字単価0.5円だと20万字も書く必要があります。

単価・時給が安いとその分作業量が増えるので、きついと感じてしまいます。

案件を探す場合は、文字単価1円を基準として探すのがポイントです。実績などが少ない時は、つい単価の低い案件に応募してしまいがち。勇気を持って高単価の案件にも応募していきましょう!

1日家から出なかったとき

時に、Webライターは1日中家から出ないことがあります。納期に追われている場合や急ぎの案件がある場合は、朝から晩までパソコンを見ている、なんてことも。

Webライターの仕事は一人でできるものが多いです。フリーランスの場合、上司や同僚、部下などはいません。そのため、孤独感を感じることもあるでしょう。

また、1日家から出ない日が続くと、運動不足になることもあります。体操や簡単な筋トレなどを意識して行うことが大切です。

通勤がないのは楽なのですが、その分歩く時間や体を動かす時間は極端に減りました……。意識して体を動かすことで、体力を維持するだけでなく、頭もスッキリします。

苦手なジャンルの記事を書かないといけないとき

時には、苦手なジャンルの記事を書くこともあります。クライアントから依頼される場合もありますし、実績を作るために苦手ジャンルの記事に応募する場合もあるでしょう。

例えば、

  • お酒が飲めないのに、ビールについて書くことになった
  • ギャンブルは好きじゃないのに、カジノについて書く必要がある

などです。

「知らないから苦手」なのであれば、リサーチすることで克服することができます。しかし、好きじゃないジャンルを書くときはきついと感じてしまうでしょう。

独立当初、育毛剤の記事を書いたことがあります。知識はゼロだし使用した経験もないので、かなり苦労しました。
けれど、知らないジャンルに挑戦するのは悪いことばかりではありません。書いてみたら案外楽しかった、執筆がきっかけで興味を持つようになった、など良いこともありますよ!

レギュレーションが細かすぎるとき

レギュレーションが細かすぎるときも「きつい」と感じてしまいます。

レギュレーションとは「ライターが記事を書く時のルール」をまとめたものです。

▼レギュレーションの内容(例)

  • 記事のターゲット(誰が読むのか)
  • 記事の目的(何を伝えるための記事なのか)
  • 見出し・本文の書き方
  • です・ます調 もしくは で・だある調
  • NG表現

レギュレーションがあることで、記事のテイストが統一され、メディア全体の文字のトーン&マナー(トンマナ)を揃えることができます。そのため、レギュレーションを用意しているメディアは多いです。

しかし、メディアによってはレギュレーションが細かすぎることがあります。中には本1冊分になるのでは?と思うほど細かいルールがある場合も。

細かいルールを頭に入れながら書くのは大変ですし、クライアントが多ければそれだけレギュレーションが増えていきます。ルールがたくさんあるのは、混乱してしまいますよね。

レギュレーションを受け取ったら、まずは全部に目を通しましょう。書き終わってから修正するのは大変です。
チェックリストを作っておくとレギュレーション漏れを減らせるのでおすすめです。

きついと感じた時の対処法(短期解決)

きついと感じた時の対処法(短期解決)

Webライターがきついと感じた時、どんな方法で乗り越えているのでしょうか。

まずは短期で解決できる方法から説明します。

  • 人と話す
  • 気分転換をしっかりする
  • まずは紙に書き出してみる
  • 作業環境を整える

集中力が切れてしまった場合や一時的にモチベーションが下がってしまった場合などにおすすめです。

人と話す

執筆していて「きついなあ」と感じたら、家族や友達、フリーランスの仲間と話してみましょう。

人との会話は、脳の活性化やストレス解消に効果的だと言われています。

在宅で仕事をしている方は外に出かけて、カフェの店員さんなどとお話しするのもよいですね。

「おはようございます」
「今日は天気が良いですね」

何気ない会話でも、人と話すだけで気持ちがシャキッとしますよ!

気分転換をしっかりする

執筆していると、集中力が切れることがあります。そんな時は気分転換をしっかりすることが大切です。

軽い運動をする、ティータイムをはさむ、15分ほど仮眠を取る……。色々試して、自分にあった気分転換の方法を見つけましょう。

場所を変えて仕事をするのもおすすめです。いつもと同じ環境で仕事をしていると、ストレスが溜まってしまうこともあります。

▼おすすめの作業場所

  • コワーキングスペース
  • カフェ
  • 図書館
  • ホテル
  • 公園

Webライターは、パソコン1台で仕事ができるため、比較的どこでも執筆できます。いろんな場所に出かけて、お気に入りの場所を見つけてみてください!

私は気分転換として、よくラジオ体操をします。有名なのは第一ですが、ライターならラジオ体操第二がおすすめ。第二は肩周りの動きが多いので、Webライターにはぴったり!

まずは紙に書き出してみる

執筆する際に、一度紙に書いてみましょう。どのような構成にするのか、その見出しに入れたいキーワードやポイントは何か、などを書き出すことで思考が整理されます。

頭で考えるだけでなく、可視化することが大切です。

仕事に限らず、モヤモヤした時の対策としても「紙に書き出すこと」は有効です。モヤモヤを解消する方法の一つに「ジャーナリング」があります。

ジャーナリングとは…
一定時間、頭に思い浮かぶことをひたすら書き続けていく。書き終わったら読み返して、自分の感情を振り返る。「紙の瞑想」とも言われている。

ジャーナリングはストレス指数の改善効果があることが分かっています。仕事やプライベートで行き詰まったら、ぜひ紙に書き出してみてください!

作業環境を整える

作業環境を整えるだけで、Webライターのきつさが軽減されるかもしれません。

無理な体制や適切な明るさや湿度のない環境での執筆は、作業効率を落とします。パソコンの高さを変えたり、長時間座っていても疲れない椅子に変えるだけでも、かなり違いますよ!

姿勢が悪いと肩こりや眼精疲労の原因になってしまいます。猫背や巻き肩が気になる方は、姿勢矯正サポーターや椅子、クッションなどを利用してみてください。

きついと感じた時の対処法(中長期解決)

次は中長期的におこなえる、対処法を紹介します。

  • 文字単価や時給単価を上げる
  • ディレクターや編集者などを目指す
  • 別のジャンルの仕事も入れて飽きないようにする
  • 楽しいと思えるジャンル・クライアントだけにする
  • Webライターの仲間をつくる

今後のキャリアに悩んでいる、今の状況を改善したい、と思っている方におすすめの方法です。

文字単価や時給単価を上げる

Webライターがきついと感じる要因の一つに、使った時間と得られる報酬が釣り合わないことが挙げられます。そのような問題は、文字単価や時給単価を上げることで解決できます。

時給単価とは「基礎賃金 ÷ 所定労働時間」で算出される金額です。

例えば……
文字単価1円で3,000字の記事を執筆した場合、報酬は3,000円です。この記事1本に5時間かかかったとすると、3,000円 ÷ 5時間 = 時給600円。
つまり、時給600円でライターの仕事をしたことになります。

文字単価や記事単価を上げることができれば、時給単価も自動的に上がります。文字単価が2円になるだけで、得られる報酬は2倍になります。同じ時間をかけても、6,000円 ÷ 5時間 = 時給1,200円です。

また、文字単価をあげなくても執筆スピードを上げることで、時給単価を上げることも可能です。文字単価1円で3,000字の記事を書く時間が3時間なら、時給1,000円の仕事をしたことになるのです。

文字単価や記事単価を上げるためには、今まで以上の質の高い記事を書ける必要があります。ライターとして成長するためには「とにかく書く」「良い記事をたくさん読む」この2つが大切です!本などでライティングを学ぶのも良いですね。

ディレクターや編集者などを目指す

Webライターから、ディレクターや編集者などを目指すのも良いですね。

ディレクターとはメディア全体の監督・管理を行うポジションですが、仕事内容はメディアや会社によって異なります。

▼主なディレクターの仕事

  • ライターへの記事執筆の発注
  • レギュレーションシートのチェック
  • 指示書の作成
  • 構成の作成
  • 記事のチェック

上記以外にも、クライアントへの営業やマネジメントを行なっている場合もあります。

編集者はコンテンツ制作の企画立案やライターなどへの発注、入稿までの進捗管理などを行います。

ディレクターも編集者も、それなりのスキルが求められるため、ライターと比較して高い報酬を得られることが多いです。

ディレクターや編集者として関わりたいメディアがある場合は、ライタースタートで関わるのがおすすめ。
どのような指示があればライターは理解してくれるのか、どのような情報があると執筆しやすいのかを理解してからの方が、より的確な指示出しをしやすくなります。

別のジャンルの仕事も入れて飽きないようにする

同じジャンルや同じメディアの記事を書き続けていると、飽きてしまうことも。そんな時には、別のジャンルの仕事も入れてみましょう。

今までとは異なるジャンルの記事を書くことで、新たな知識を身につけることができます。さまざまなジャンルの執筆経験を積むことで、仕事の幅が広がります。新しい趣味を見つけるきっかけになるかもしれません。

クラウドソーシングで新たに営業しても良いですし、クライアントが複数のメディアを運営している場合は担当者に相談してみるのも良いです。

楽しいと思えるジャンル・クライアントだけにする

「このジャンル、書きにくいな」「このクライアントとは相性がよくないな」などと思ったら、無理に書き続けたり取引を続ける必要はありません。

もちろん、引き受けた依頼は最後までやり切ることは大切です。案件が終わったタイミングや記事の納品後などに、続けられないことを伝えましょう。

執筆経験を積んでいくと、苦手ジャンルや相性のよくないクライアントのタイプが分かってきます。少しずつ、楽しいと思えるジャンルや一緒に働きたいと感じるクライアントだけに絞っていくのが良いでしょう。

仕事は大変ですが、楽しめることが一番です!

Webライターの仲間をつくる

Webライターの仕事は一人で取り組むことが多いため、孤独を感じがちです。気軽に相談できる仲間を見つけると、Webライターの仕事がもっと楽しくなるかもしれません。

Webライターの仲間を作る方法はいくつかあります。

  • TwitterなどのSNSでつながる
  • オンラインサロンに参加する
  • イベントなどに参加する
  • コワーキングスペースに行く

話したり、作業会などを行なうのもおすすめです。

Webライティングを楽にする方法

Webライティングを楽にする方法

「長時間、ずっと文章を書いていることが大変」だと感じるなら、次の方法を試してみてください!

  • 5分だけ書く
  • 超集中して書く
  • 音声入力を試す
  • ポモドーロ・テクニックを試す

どれもすぐにトライできるものばかりです。

5分だけ書く

「やる気が出ない……」そんな時は5分だけ執筆してみましょう。書き始めてしまえば筆が乗って、気がついたら終わっていた、なんてこともあるかもしれません。

▼「5分だけ書く」方法

キッチンタイマーや携帯で5分セットして執筆スタート
→5分経ったら自分をほめる
→「せっかく机に向かったし、やるか!」という気分になる
→そのまま執筆を続ける(延長突入〜!)

5分は短いので、タイマーが鳴るのはあっという間。タイマーを消したら、そのまま机に向かいたくなるはずです。

この感じ、とても分かる!行く前は面倒だけど、行ってしまえば楽しい習い事と一緒ですね。

超集中して書く

超集中(ディープワークの状態)で執筆すれば、短時間で質の高い記事が書けるかもしれません。

「超集中」とは、最高の集中力を発揮している状態のこと。注意散漫がなく、認知能力が限界まで高まっている状態で活動します。ディープワークとも呼ばれることもあります。

超集中の状態を作るポイントは以下のとおりです。

  • 一つの仕事に集中する
  • スケジュールを立てる
  • 携帯などの通知はオフ、余分な情報を頭に入れない
  • 飲み物などは最初に用意しておく

ダラダラと仕事を続けるのではなく、超集中して早く終えてしまいましょう。

音声入力を試す

音声入力も、Webライティングを楽にする方法の一つです。

iPhoneやMacBook、Googleには無料の音声入力機能が付いています。

使い方は簡単、立ち上げて、話すだけ。「句点(。)」は「まる」、「読点(、)」は「てん」で入力できます。

音声入力したら、それを下書きにして、記事執筆に移りましょう。誤字脱字のチェックはしっかり行いましょう。

音声入力はタイピングする手間が省けますし、何といっても文字入力が早いです。

ポモドーロ・テクニックを試す

「ポモドーロ・テクニック」を使っているWebライターは多いです。

ポモドーロ・テクニックとは、25分の作業時間と5分間の休憩時間を交互に繰り返す時間管理術です。

始める前に、終わらせたいタスクを設定します。そして25分経ったら、途中でも必ず作業をストップさせます。作業を終了したら、タスクが完了したかどうか、チェックします。この流れの繰り返しです。

Googleで作業している方は、拡張機能「ポモドーロタイマー(Pomodoro Timer)」が便利です。無料で使用でき、25分経ったら画面の真ん中に表示されるので、オンオフの切り替えがしっかりできます。

ポモドーロタイマー(Pomodoro Timer)

参考:ポモドーロタイマー(Pomodoro Timer)

Webライターをやっていて楽しいと感じる時

Webライターの仕事はきつい時もありますが、それ以上に楽しいと感じる時は多いと思います。

次に、どんな時にWebライターをやっていて楽しいと感じるのか、紹介します。

  • クライアントから褒められた時
  • 記名記事として有名メディアに載った時
  • 執筆した記事が検索ランキング上位になったとき

それぞれをみていきます。

クライアントから褒められたとき

クライアントから褒められた時は、Webライターって楽しい、と強く思います。褒められて嫌な気分になる人は少ないですよね。

Webライターは、クライアントから依頼されて成立する仕事です。そしてクライアントが求める記事を書くことが、Webライターの仕事です。

「〇〇さんに頼んでよかった」
「とても素晴らしい記事をありがとうございます」

クライアントからの評価が全てではないですが、このように言ってもらえると、自分を認めてもらえた気がします。

記名記事としてメディアに載ったとき

有名メディアやお気に入りのメディアに記名記事が掲載された時は、嬉しいですよね。

記名記事とは、ライターの名前が記載された記事です。記名記事には実績としてポートフォリオに載せることができますし、Webライターとしての自信に繋がります。

「このライターさんは専門知識が高そうで、質の良い記事を書いてくれるかも!」と、記名記事をみたクライアントから、執筆の依頼が来ることもあります。

Webライターとして活動し始めたばかりの人は、記名記事を書くことを最初の目標にしても良いでしょう。

最初の記名記事は、今でも覚えています。Webライターとして仕事できているのか、家族に心配されていたので、公開後すぐに送りました(笑)

執筆した記事が検索ランキング上位になったとき

執筆した記事が検索ランキング上位になったときは、嬉しいですね。

Webライターでは、SEOライティングを重要視する場合がほとんどです。SEOとは「検索エンジン最適化」の略で、検索した際に自身のコンテンツを検索結果の上位に表示させるための方法です。

例えば、何か調べたい時、検索結果の一番上のページから見るかと思います。つまり、検索結果の上の方にページが表示されれば、より多くの人にクリックされる可能性が高くなるのです。

多くの人に記事が読まれれば、クライアントの収益や広告収入アップに繋がります。検索結果の上位に記事が表示される=自信の単価がすぐに上がる、とは限りませんが、クライアントからの高い信頼は得られるでしょう。

Webライターのメリット

Webライターにはメリットもあります。

  • 執筆ジャンルに詳しくなる
  • 文章力や考える力が上がる
  • どこでも仕事ができる

執筆ジャンルに詳しくなる

記事を書く時は、リサーチを必ず行います。そのたびに、新しい知識を得ることができるのです。

特定のジャンルに特化すれば、その分知識は深くなりますし、幅広いジャンルを執筆すれば知識の幅も広がります。

自分が知らなかった世界を知ることができるのは、楽しいですよ!Webライターじゃなかったら触れなかったであろうジャンルもたくさんあります。

一時期、ワインの記事執筆をしている時がありました。私自身はお酒が全く飲めないのですが、その記事のおかげで、ワインの基礎知識が身につきました!

文章力や考える力が上がる

Webライターをしていると、文章力や考える力が上がります。

文章力とは、読者にわかりやすい表現や正しい日本語が使える力だけではありません。リサーチ力、情報収集力、編集力、表現力なども文章力に含まれています。そして文章力を支えるのが考える力です。

読者をイメージしながら、的確に伝えたい内容を文章にまとめる。これはWebライターに限らず、どの仕事においても必要なことです。

Webライターで培った文章力・考える力は、すべての基礎。仕事をしながらこれらのことを学べるのは、おトクなのでは……?

どこでも仕事ができる

Webライターの仕事は、パソコンとインターネット環境があればできます。そのため、どこでも仕事が可能です。

海外にいながら日本のクライアントと仕事をすることもできるので、世界中を旅しながらWebライターとして活動している人もたくさんいます。

クライアントとのやりとりはチャットやメールが多いため、オフラインでの打ち合わせなどはほとんどありません。

自宅やカフェ、旅行先などで仕事ができるのは、Webライターの魅力でしょう。

Webライターがきついと感じた人の体験談

最後に、Webライターがきついと感じた人の体験談を紹介します。

「こんなこともあるんだなぁ」と思いながら読んでもらえたらと思います。Webライターが全員同じ経験をする訳ではないので、安心してくださいね。

仕事を受けすぎてキャパオーバー!2徹しました

Webライターになりたてのころ、平日はほぼ毎日、クラウドソーシングで案件に応募していました。それも毎日10〜20件ほど。

するとある期間から、いろんなクライアントから一気に返信が届くようになりました。実績も作りたいし、継続でお仕事をもらいたいという気持ちが強く、ほとんどの仕事を引き受けることにしたんです。

そうしたら、キャパオーバーになってしまって。記事の納期が重なって、2徹しました。

心身ともに疲れ果てたので、それ以降は仕事は余裕を持った状態で引き受けるように意識しています。

Webライターは自己管理が一番大切。どれだけの仕事を受けて、どんなスケジュールで進めていくのか、しっかり計画を立てましょう。

肩こりが悪化。何もしていなくても肩が痛い状況に……

元々猫背だったのですが、Webライターとして活動していくうちに、猫背が悪化。それにともない肩こりも悪化しました。

姿勢改善だけでなく、運動やストレッチなどもサボっていたので、次第に何もしていなくても肩が痛くなってしまいました。

Webライターは運動不足になりがち。肩や首のストレッチなどを定期的に行ったり、整体にいったり、マッサージを受けるのが効果的です。

生活リズムの乱れ。休むタイミングがわからない

Webライターの仕事はやろうと思えばいつでもできます。極端な話、24時間365日いつでも執筆できるんです。

私の場合、次第に生活リズムが崩れていきました。

納期に追われて昼夜逆転、ずっと家にいるので運動不足……。そして曜日感覚が次第に失われていきます(笑)たまに家から出たときに人手が多いのに気付いて、祝日だと認識します。

休むタイミングがわからなくなることもあります。パソコンを見ていないと不安になってしまうこともあります。仕事中毒ですね。

気持ちは問題なくても、休まないことは体に相当の負荷をかけます。休むことは大切です!

まとめ:Webライターはきつい以上に楽しい!

わたしは、Webライターとして2年ほど活動していますが、きついと感じる部分は今でもあります。特に独立したばかりの頃は、文字単価も低いし苦手なジャンルの記事を書くことも多くて、心が折れそうになりました。

しかし今は、好きなジャンルやクライアントさんに絞ったり、自分なりのストレス発散法を見つけたので、きついと感じる場面は減りました。

過去の経験が自信となり、今はWebライターを続けていて良かったと心から思っています。

この記事を読んでいる方で「Webライターきついなぁ」と感じていたら、いろんな方法をチャレンジしてみてください!執筆本数を減らしたり、他の仕事を掛け持つのも良いと思います。

この記事をきっかけに、Webライターとの付き合い方を見つけてもらえたら嬉しいです。

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