Webライターのあまちゃんです!
素朴な疑問として「スマホだけでWebライターの仕事ってできるのかな?」と思っていませんか?
最近のスマホは多機能ですし、文字入力がメインのWebライターならスマホでも仕事ができそうな感じがしますよね。
ただ、結論から言うとスマホだけでWebライターをするのは難しいんです……。
このページでは、スマホだけでWebライターをするのが難しい理由を現役Webライター目線で解説していきます!
関連記事:Webライターの始め方|未経験から仕事獲得までを細かく解説
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目次
スマホだけでWebライターをするのは厳しいです。
私は現役Webライターですが「今日からスマホだけで仕事をしてください」と言われると、それはもう絶望ですね……。
とはいえ、スマホが悪というわけではなく、問題なのはスマホ「だけ」という部分。
具体的になぜスマホだけでWebライターをするのがおすすめできないかの理由をいくつか紹介します。
▼スマホだけでWebライターをするのはおすすめできない理由
それぞれ詳しく見ていきましょう。
スマホがおすすめできない一番の理由は、スマホだと入力スピードが遅いからです。
長い文章を書くならやはり親指1本のスマホ入力よりも、両手をフルに使ったキーボード入力のほうが圧倒的に入力速度が速いです。
私もそうでしたが、タイピングに自信がなくても、だいたい3カ月も続ければスマホ入力よりもパソコンのキーボード入力のほうが文章が書きやすいと思うようになるはず。
ちなみに、タイピング練習には「寿司打」がおすすめです。
寿司打はタイピングが速くて正確であるほど、お寿司がお得に食べられる(という設定の)ゲームです。
楽しく練習ができるので、タイピングに自信がなかったライター初心者のころは私もよく寿司打をプレイしていました!
「スマホでコピペやりづらいな……」と感じたことはありませんか?
スマホに表示された小さな文字を、指で正確に範囲指定するのに手こずった経験がある人は多いはず。
実は、このコピペのやりにくさがWebライターにとっては命取りだったりします。
Webライターをしていると、コピー&ペーストをする場面は多いです。
例えば、1つ目の見出しと2つ目の見出しの順番を入れ替えたり、記事にリンクを挿入したりなどです。
また、ネットでリサーチした内容をメモ書きする際にもコピー&ペーストを使います。
このように、よく使う機能が使いにくいのはかなりのストレスです。
コピペの操作性の悪さは、スマホだけでWebライターをするのがおすすめできない理由の1つですね。
もう1つの理由は、画面分割ができないことです。
記事の作成にはリサーチが伴います。
Web記事を書くときはネット検索でリサーチをする場面が多いのですが、そんなときは、2画面以上を同時に表示して作業をすると効率が良いです。
理由は、リサーチ結果を見ながら画面を切り替えずにメモが取れるからです。
具体的に私の場合は、パソコン画面の左半分は参考にしたい情報が表示されたWebページ、右半分はメモ用のドキュメントを開いて作業します。
そうすることで、Webページの情報を見ながらスムーズにメモ書きできますよね。
多くのスマホの場合は、このような画面分割に対応していないため、リサーチ用ウィンドウとメモ用ウィンドウを何度も切り替える必要があります。
このように、画面分割はWebライターの業務にとって大切な機能なのです。
ショートカットキーで効率化できないことも、おすすめしない理由です。
パソコン作業を効率化する手段の代表例として、ショートカットキーの使用があります。
ショートカットキーとは、通常複数回のクリック操作によって発動させる機能を、キーボードのキーの組み合わせによって発動させるものです。
Googleドキュメントの操作でコピー&ペーストをする場合を例にあげて説明すると、このようになります。
▼ショートカットキーを使わずにコピー&ペーストをする方法
▼ショートカットキーでコピー&ペーストをする方法
ショートカットキーを使う場合は、使わない場合に比べて工程が2つも減っていますね。
微妙な差のように感じるかもしれませんが、様々なショートカットキーを駆使することで作業の効率は確実に上がります。
スマホの場合ショートカットキーが使えない場合が多いので、やはりおすすめはできません。
「WordPress(ワードプレス)」で操作ミスをしやすくなるのも、スマホだけだとWebライターが厳しい理由です。
WordPressとは、ブログやWebサイトを作るシステムの一種です。
Webライターとして仕事をしていると、ほぼ確実にWordPressを操作する場面が出てきます。
私は毎日使います!
WordPressを使ってライターが行う主な作業は「入稿」です。
WordPressには文字や画像を入力してブログが書けるようになっており、WordPressに書いたブログの公開ボタンを押すことで、サイトに記事がアップロードされる仕組みになっています。
ただ、WordPressはスマホだと画面が小さく使いづらいんです。
多機能なツールなためボタンが多く、スマホの小さい画面だと押し間違いが起きやすくなってしまいます。
場合によっては未完成の記事を誤って公開してしまうこともあるかもしれません…!
パソコンなら100%ミスを防げるとは言えませんが、スマホに比べると操作ミスの確率は低いはずです。
Webライターはクライアントや編集者とオンラインミーティングをする場面があります。
ZoomやGoogleミートはスマホからでも参加可能ですが、パソコンに比べるとかなり画面が小さく不便です。
人数の多いミーティングはとくに、メンバーの顔はかなり小さく表示されてしまいます。
また、画面共有しながら進行するミーティングの場合、文字が小さくて内容が見えないトラブルがあるかもしれません。
パソコンが使えないときや、どうしても外出先から参加しなければならないときにスマホがあると便利ですが、やはりメインはパソコンにすることをおすすめします。
Webライターは記事の執筆のほか、アイキャッチ画像のデザインや記事内で使う画像の編集を担当することもあります。
デザインや画像編集は細かい作業となるため、スマホの小さな画面では不便です。
写真に文字を入れるだけなど、軽微な編集ならスマホでも簡単に操作できますが、アイキャッチ作成や図解イラストの作成などはスマホだとパソコンよりも時間がかかってしまうでしょう。
デザイナーやフォトグラファーがスマホで編集をしている場面はあまり見かけないですよね。
最後に、Webライターをするのにスマホをおすすめしない理由として「単純に目が疲れる」を挙げておきます。
シンプルな話、小さい画面を長時間見続けて作業をすると目が疲れます。
疲れ目は仕事の生産性を下げますし、頭痛や肩こりなどその他の不調の原因にもなりかねません。
つまり「パソコンで仕事をしたほうが圧倒的に捗る!」というのが結論です。
本格的にスマホでWebライターの仕事をするのは難しいですが、スマホからでも始められるWebライターっぽい仕事はあります。
スマホで完結する仕事の代表的なものを3つ紹介しますね。
▼スマホで完結するWebライターっぽい仕事
まず紹介するのはアンケートです。
アンケートモニターサイトやクラウドソーシングで求人募集がかかっています。
依頼者のお題に沿ったアンケートに回答することでお金やポイントがもらえる仕組みです。
ただ、報酬は1回あたり1〜10円が相場なので、アンケートの仕事だけで万単位のお金を稼ごうとするのはあまり現実的ではないでしょう。
アンケートと似ている仕事に、レビュー・口コミ投稿があります。
こちらも、アンケートモニターサイトやクラウドソーシングに求人が出ています。
50〜100文字程度の短い文章を書く仕事です。
レビュー・口コミ投稿の報酬相場はだいたい10〜20円です。
レビューする商品の購入代金は、自費の場合とクライアント持ちの場合があります。
こちらも収入の柱や生活の足しと言えるほどのお金を稼ごうと思うと、かなりの量をこなす必要がありますね。
3つ目はネーミングです。
ネーミングとは、新しいサービスやお店の名前のアイデアを出す仕事です。
クラウドソーシングではコンペ形式で募集がかかっています。
自分が出した案が採用されれば20,000〜100,000円の報酬がもらえますが、コンペ形式なので採用されなければお金はもらえません。
応募者が500人以上になることも珍しくなく、運の要素も大きい仕事です。
個人的にWebライターにおすすめなのは、メインの仕事はパソコンで行い、サブ的にスマホを使うやり方です。
両方の端末があることで、パソコンに向いている作業とスマホに向いている作業で使い分けることができます。
具体的にスマホがあると便利なシーンは以下の通りです。
Webライターは記事のスマホでの見え方を確認することがあります。
今の時代、Web記事はパソコンよりもスマホで読まれることが多いと言われており、ライターは自分が書いた記事がスマホでどのように表示されるかにも気を配らなければなりません。
スマホがあると、パソコンで作成した記事のスマホでの見え方がチェックできるので便利です。
記事に使う写真を撮るときにもスマホがあると便利です。
食べ物や人、建物など記事のテーマによって必要な写真はさまざまあります。
仕事によっては一眼レフなどの高性能なカメラでの撮影が必須なこともありますが、スマホ撮影でもOKなことも多いです。
最近のスマホはカメラの性能が上がっているからですね。
パソコンが壊れたときや、外出先でパソコンが開けないときでも、スマホがあれば仕事ができます。
パソコンに比べると操作性は下がりますが、緊急時のサブ端末としてスマホは優秀です。
私は体調が悪く座っているのはしんどいけど頭が元気なとき、寝転んだままスマホで記事を書くときもあります。
最終的にはパソコンで見直しますが、少しでも仕事が進められるので「スマホがあって良かったな〜」と感じますね。
スマホでWebライターをするのはおすすめではありませんが、絶対に無理というわけでもありません。
金銭的な理由などからどうしてもスマホでWebライターをやりたい場合、以下の3つに気をつけましょう。
▼スマホでWebライターをするときに気をつけること
スマホでの仕事に限った話ではありませんが、誤字脱字には十分気をつけましょう。
とくに予測変換による変換ミスはよくあります。
納品前に記事を一通り見直す習慣を付けるのがおすすめです。
書いた記事を音読するとミスを見つけやすくなります!
スマホでの仕事はパソコンと比べてどうしても作業効率が低くなりやすいです。
そんな中、スマホでもできる効率アップのコツとして音声入力があります。
音声入力はスマホのキーボード入力よりも速いスピードで文字入力が可能だからです。
音声入力は正確さに欠ける部分があるので、音声入力でざっくりと文字を入力し、後から整える方法が効率的でしょう。
もし家族や知人にパソコンを借りるなどして少しでも使えるパソコンがあるなら、書いた記事の確認だけでもパソコンで行うのがおすすめです。
パソコンで書いた記事をスマホで確認したほうが良いのと同じで、スマホで記事を書くならパソコンでの見え方も確認しておくのがベターです。
無理にとは言いませんが、パソコンを貸してくれる人が居ないか検討してみてください。
最後にパソコンに抵抗がある場合の補足情報をお伝えしますね。
もしパソコン操作への苦手意識からスマホで仕事がしたいと考えているなら、この機会にパソコンに挑戦してみて欲しいです!
最初は不便に感じるかもしれませんが、毎日使うことでいつの間にか慣れるものです。
ガラケーからスマホに変えたとき、最初は違いに戸惑ったものの、いつの間にか慣れていましたよね。(世代によってはピンとこない例ですみません…!)
また、Webライターに求められるパソコン操作は、その他のWeb系職種に比べると難易度が低めです。
ぜひトライしてみてください。
関連記事:【体験談】未経験からでもWebライターになれる!受注までの流れと注意点を解説します
ちなみにWebライターに必要なパソコンは、新品で5万円以上のものであれば基本的に問題ありません。
MacでもWindowsでもどちらでも大丈夫ですし、ノートパソコンでもOKです。
一応スペックの目安を書いておくと、こんな感じですね。
▼Webライターに必要なパソコンスペック目安
基準 | スペック |
---|---|
CPU | intel Corei5、 AMD Ryzen5以上 |
メモリ | 8GB以上 |
ストレージ | SSD256GB以上 |
私の周りのWebライターには、MacBook Air(約12万円)やThinkPad(約9万円)を使っている人がいます。
Webライターを始めたいなら、やはりパソコンを用意するのがおすすめです。
とはいえ、万単位の大きな買い物なので「もしWebライターになれず無駄になったらどうしよう」と思う気持ちも分かります。
そんなリスクの回避策として、挫折しない方法でWebライターを始めてみてはどうでしょうか?
具体的にはスクールに頼る方法です。
私のおすすめは、私も卒業した合宿型キャリアスクールの「ワークキャリア」。
1カ月間の合宿型なので、他のスクールに比べて挫折しにくい環境が整っているからです。
この環境のおかげで、私の場合はWebライター3カ月目でパソコン購入費をペイできました。
パソコン購入もスクール受講も勇気が要りましたが、今となっては「未来に投資した自分グッジョブ!」と思っています。
少しでも迷っているなら、今すぐワークキャリアの事前カウンセリングで相談してみましょう!
現役メンターのカウンセリング担当者が親身に答えてくれるはずですよ。
どんなキャリアが自分に向いているか不安な方へ。
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