Webライターの副業|未経験からの始め方

お役立ちコラム 2023.04.18
Webライターの副業アイキャッチ

「副業でWebライターをやってみたいけど、自分にできるのかな?」

「Webライターになるにはどうすれば良いんだろう?」

そのお悩み、とってもよく分かります!

結論から言うと、迷っているならチャレンジしてみるのがおすすめです。

自分にできるかどうかや向いているかどうかなど、頭で考えていても明確な答えは出ません。

まずは「とりあえずやってみよう」の精神でチャレンジしてみて、副業でやっていけそうかを判断してみて欲しいです。

とはいえ、予備知識ゼロで飛び込むのは大変なので、この記事では副業でWebライターを始める前に知っておくと良いことをまとめてみました。

Webライターにチャレンジする前に押さえておきたいポイントに絞って説明するので、参考にしてみてくださいね!

関連記事:Webライターの始め方|未経験から仕事獲得までを細かく解説

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Webライターってどんな仕事?

植物とパソコン

Webライターとは、ざっくり言うとWeb上の記事を書く仕事です。

多くの副業Webライターは「SEO記事」の執筆をメインに活動しています。

「SEO記事」とは、GoogleやYahoo!の検索結果から読者を集める目的で書かれたブログ記事のことです。

リサーチや取材を通して情報を集め、読者が理解しやすいよう情報をまとめることが求められます。

SEOライターはインタビューライターなどに比べて時間と場所の自由度が高いため、副業で選ばれやすい傾向にあります。

どれだけ記事を書くかによって収入が変動する

Webライターの報酬はほとんどの場合、成果型です。

具体的には、記事納品後、それぞれの記事に設定された金額が報酬として支払われます。

記事ごとに金額が設定されているため、例えば記事単価が1万円の記事を書くのに5時間かかったとしても、10時間かかったとしても、もらえるお金は1万円です。

アルバイトやパートタイマーのように時給でお金がもらえるわけではないので、収入を増やすためには書く記事の本数を増やす必要があります。

最初のうちは1つの記事を書くのに時間がかかるので、時給換算すると最低賃金を大幅に下回ることもあります。実際に私もそうでした……!

副業Webライターの1日のスケジュール

副業でWebライターをする場合、会社が休みの日や就業後にライターとして稼働することになります。

以前私がライティングを教えていた副業ライターの受講生は、以下のようなスケジュールでライティングに取り組んでいました。

▼副業Webライターのスケジュール例

7:30〜9:00 起床・食事・身支度など
9:00〜18:00 会社
19:00〜20:00 食事・家事など
20:00〜22:00 副業
22:00〜23:00 フリータイム
23:00 就寝

一般的に本業の仕事が終わったあとの夜にライティングをする人が多い印象です。

副業でWebライターをするメリット3つ

スタンドに立てたパソコン

副業でWebライターをするメリットを3つ紹介します。

▼副業Webライターのメリット

  1. 未経験から挑戦しやすい
  2. 時間と場所に縛られない
  3. 趣味や興味を仕事に活かしやすい

1. 未経験から挑戦しやすい

メリットの1つに「未経験から挑戦しやすい」があります。

Webライターは仕事を始められるスキルを習得するハードルが、その他のWeb軽職種に比べて低いからです。

最低限身につけるべきパソコン操作を例にあげると、Webデザイナーや動画編集者は専用ソフトの操作を身につける必要がありますが、Webライターは最低限文字入力ができればOKです。

チャレンジするまでの学習期間が短くて済むので、未経験からでも始めやすいでしょう。

最初のハードルは低いですが、プロとして継続的に仕事をするには文章力向上やWebマーケティングの知識などを学習し続ける必要がありますよ!

2. 時間と場所に縛られない

Webライターの仕事は、パソコンとネット環境さえあればいつでもどこでもできます。

本業やその他の活動のスキマ時間を活用してお金を稼ぎたい場合、Webライティングは相性が良いでしょう。

また、限られた時間で副業をしたい場合には通勤時間や身支度の時間すら惜しいもの。

服装も髪型も完全に自由かつ通勤時間がゼロなところはメリットです。

ここだけの話、私はノーメイク・パジャマで仕事をすることも少なくありません……!

3. 趣味や興味を仕事に活かしやすい

趣味や興味を仕事に活かしやすいところもメリットかもしれませんね。

具体的には、家庭菜園が趣味なら農業系の記事を書いたり、美容に興味があればコスメの記事を書いたりと、もともとの興味を直接仕事に活かせます。

また、本業で得た知見をライティングに活かすこともできます。

とくに医療や金融、法律などの記事執筆に専門的な知識が必要な分野では、ライターには記事で扱うジャンルへの専門性が求められることが多いです。

過去に培った経験や知識が直接的に副業に活かされるのは、キャリアの広げ方として有意義ですね!

副業でWebライターをするデメリット

ノートパソコン

副業Webライターにはデメリットもあります。

▼Webライターのデメリット

  1. 稼働時間が必要
  2. タスク管理が難しい
  3. 最初は稼げないことが多い

1. 稼働時間が必要

副業Webライターとして収入を得続けるには、稼働時間を確保する必要があります。

Webライターはクライアントから依頼された記事をお金をもらって書く仕事です。

ブロガーのように自分のブログに記事を書き、広告収入やアフィリエイト収入でお金を稼ぐ方法であれば資産性があり不労所得に近いかたちを目指せますが、Webライターは稼働を止めるとお金は入ってきません。

▼参考:Webライターとブロガーの違い

Webライターブロガー
・クライアントから依頼された記事を書く
・掲載場所はクライアントのメディア
・得られる収入はクライアントからの報酬
・継続しても不労所得にならない
・記事を書いた分だけお金がもらえる
・自分で企画した記事を書く
・掲載場所は自分のブログ
・広告収入やアフィリエイト収入が得られる
・継続すると不労所得に近い形を目指せる
・記事を書いても必ずしもお金が入ってくるとは限らない

収入の確実さを求めるならWebライター、収入の確実さは低いけど未来の不労所得を目指したいならブロガーですね。

2. タスク管理が難しい

デメリットの2つ目は、タスク管理が難しいことです。

本業や家事など、他の活動がある中で時間を捻出しなければならないので、きちんとタスク管理をしなければなりません。

また、ライティングは集中力を要する仕事なので、本業で疲れた状態でライティングをするとなると、精神的にも肉体的にもタフさが必要です。

ライター講師をしていても、副業ライターの受講生からは「本業で疲れてしまって予定通りのスケジュールでライティングができない」と相談を受けることが多いです。

体調管理やモチベーション維持には人一倍工夫が必要ですね。

3. 最初は稼げないことが多い

Webライターは自分で営業をして仕事を獲得する必要があり、Webライターを始めてすぐにまとまった仕事量を確保するのは難しいです。
いわずもがな仕事が少ない分、収入も少なくなります。

また、初心者はどうしても報酬が低くなりやすいので、最初のうちはあまり稼げないことが多いです。

私がWebライター2カ月目のころは、週7日×9時間働いても収入は約5万円でした……。

今すぐに副業だけで毎月数万円の収入が必要な場合は、Webライターではなく時給で働けるアルバイトやパートタイマーなどがおすすめです。

Webライターとして副業を始める前に考えておくこと

考えている手

とりあえずやってみることが大切だとは言いましたが、最低限の準備はしておくに越したことはありません。

事前準備として考えておくべきことを3つに絞って紹介しますね。

▼Webライターで副業を始める前に考えておくべきこと

  1. 収入の目標
  2. 作業時間の捻出方法と作業時間
  3. 営業を始めるタイミング

1. 収入の目標

まずはWebライターとしての収入目標を決めましょう。

いつまでにいくら稼ぎたいかを明確に設定し、目標から逆算して達成までのスケジュールを決めましょう。

目標設定のコツは以下の2つ。

▼目標設定のコツ

  1. ある程度実現可能なレベルの目標を立てる
  2. 達成できなかった場合の方向性を考えておく

正直「副業Webライターとして初月50万円稼ぐ」といった目標は、かなりのスキルやタフさがなければ実現が難しいです。

目標を高めに設定するのはOKですが、高すぎる目標は行動指針にならないことが多いのでおすすめしません。

過去に私が指導した副業ライターの受講生は、3カ月で3〜8万円を目標にしている人が多かったです。

また、達成できなかったときの方向性も考えておけると良いでしょう。

達成に向けた努力をしても目標は必ずしも達成できるわけではないのも事実。

達成できなかったときに思考停止になったり、過剰に落ち込んだりしないためにも達成できなかったときの方向性をある程度考えておきましょう。

2. 作業時間の捻出方法と作業時間

作業時間の捻出方法と、作業に充てられる時間がどのくらいあるかも考えておきましょう。

副業でWebライターとしてお金を稼ぐには、作業時間をいかに作れるかはかなり重要です。

1 日のうち「何もしていない時間」というのは、ほとんどの人にとって存在しません。

感覚的には何もしていないと感じる時間はあるかもしれませんが、実際に考えるとYouTubeを見ていたり、スマホゲームをしていたり、昼寝をしていたりなど、何かしらの行動はしている場合が多いです。

副業をするには、それらの行動のうち何かを辞めなければなりません。

具体的にイメージするためには、1週間のスケジュールを立ててみて、副業に充てたい時間に勉強をしてみるなどしてシミュレーションしてみるのがおすすめです。

シミュレーションをしてみることで、予定している時間と実際に集中して取り組める時間の差異が確認でき、現実的にWebライティングに費やせる時間を考えられます。

「結構ハードだな」や「案外大丈夫だな」など、やってみて初めて分かることがあるはずです。

3. 営業を始めるタイミング

営業を始めるタイミングもあらかじめ決めておきましょう。

Webライターを始めるには、Web記事への理解や分かりやすい文章の書き方などの勉強が必要です。

しかし、ある程度のところで勉強を切り上げて営業を始めなければWebライターとしての仕事はできません。

自転車の乗り方の本を大量に読むよりも、少し乗り方を習ったら実際に乗ってみた方が習得が早いのと同じで、Webライティングも実践が大事です。

勉強を切り上げて営業を始めるタイミングを最初に決めておき、勉強に時間を使いすぎることを防ぎましょう。

Webライターの副業での始め方

事前に考えておくべきことが考えられたら、いよいよ実際に手を動かし始めましょう。

具体的なWebライターを始める手順は以下の通りです。

▼Webライターの副業での始め方5つの手順

  1. Web記事の基本構造を理解する
  2. Web記事の書き方を覚える
  3. ブログやnoteで実際に書いてみる
  4. クラウドソーシングで提案する
  5. 記事を受注・執筆・納品する

詳しい手順は下のページで解説しているので確認してみてくださいね。

関連記事:Webライターの始め方5つの手順(副業もフリーランスも共通です)

Webライター始めたてのころの体験談

仕事のデスク

参考までに、Webライター始めたてのころの体験談を一問一答形式で紹介します。

私の場合は本格的にWebライターを始めたのは仕事を辞めてからで副業ではありませんが、駆け出しWebライターの実情を知る意味では参考になることもあると思います!

1. Webライターを始めて3カ月目の収入

1カ月目の収入は約5万円でした。

とはいえ、先にも書いたように週7日×9時間という長時間労働でこの収入だったので、本業の仕事をしながらだと収入は半分以下だったと思います。

今はWebライター以外のフリーランスの仕事もしていますが、週5日×7時間で普通に生活できるレベルの収入を得ていますよ。

2. Webライター始めたてのころに辛かったこと

時給換算したときの報酬の低さは辛かったです。

最初のころは1記事あたり3,000円の記事を書き上げるのに約20時間かかることも少なくありませんでした。

3,000円を20時間で割ると、時給150円ですね……。

ちなみに今は時給換算すると1,500〜2,000円で仕事をしています。

3. Webライターをやり始めて良かったこと

家から出ずに仕事ができることはメリットに感じました。

また、ラフな服装・ラフな体勢で仕事をしてもOKなところも嬉しかったです。

前職はショールームで常にお客さんに見られる仕事をしていたので、人の視線を気にせず働けるのは良いなと思いました。

副業でWebライターを目指す人のよくある質問

はてなマーク

最後に、副業でWebライターを目指す人からのよくある質問を紹介しますね。

副業禁止の会社でも、バレずにWebライターをすることは可能?

おすすめするかどうかは別として、可能か不可能かの問いに答えるなら「可能」です。

接客業のように副業の職場で偶然本業の会社の人と出会ってしまう可能性はないので、基本的には言わない限りバレないことが多いと思います。

とはいえ、会社の規則を破ることには変わりないので、副業は自己責任で行いましょう。

同業種でなければ副業を認めている会社もあるので、一度就業規則を確認してみるのもおすすめです。

Webライターを始めたら確定申告は必要?

副業での年間収入が20万円以下の場合は確定申告の義務はありません。

単純計算で、月に約1.7万円以上稼ぐ予定がある場合は確定申告をしましょう。

未経験からWebライターをするのにおすすめの本は?

おすすめは以下の3冊です。

新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング
沈黙のWebライティング
デジタル時代の実践スキル Webライティング 読者が離脱しない、共感&行動を呼ぶための最強メソッド

いずれも初心者に分かりやすく書かれています。

スマホだけでWebライターはできる?

スマホでも仕事はできなくはないですが、スマホだけでWebライターをするのはおすすめではありません。

スマホでWebライターをするのがおすすめできない理由は、以下のページで詳しく解説しています。

副業についての相談相手が欲しいときは

面談中の様子

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