ライター講師/Webライターのあまちゃんです!
今回取り上げるのは、ずばり「Webライターに資格は必要か」問題。
そして、結論から言ってしまうとWebライターになるのに資格は不要です。
実際、私はWebライター3年目ですが、資格なしで普通に生活できるレベルの収入を得ています。
そうは言っても「未経験・知識ゼロな自分は、やっぱり資格を取ってからじゃないと難しいんじゃないかな」と思うかもしれません。
たしかに業種や職種によっては、キャリアチェンジに資格が必要なものもあります。
しかし繰り返し言いますが、Webライターはその限りではないんです。
語弊がないように説明しておくと「資格があって不利にはならないけど、有利にはたらく場面は少ない」というのが正直なところですね。
この記事では、Webライターに資格が不要な理由と、もし資格を取る場合のメリットなどを紹介します。
資格取得で迷っているときの判断基準になれば幸いです!
関連記事:Webライターの始め方|未経験から仕事獲得までを細かく解説
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目次
冒頭で、Webライターには資格が不要だと説明しました。
その理由は3つあります。
▼Webライターに資格が不要な理由
それぞれ詳しく見ていきましょう。
理由の1つ目は、ライターを名乗るのに資格が必要ないからです。
実際に私が資格なしでWebライターを名乗っているように、世の中の多くのライターはWebライティングに関する資格を持っていません。
資格がない状態でライターを名乗り、ライターとして仕事をしている人が多いということです。
私の知り合いのWebライターの中で資格を持っている人はゼロです…!
看護師や栄養士のように、資格がなければ名乗ってはいけない職業もありますが、Webライターに関してはこのような決まりはありません。
このことからも、ライターは資格必須ではない職業だと言えますね。
理由の2つ目は、クライアントも資格についてほとんど知らないことが多いからです。
ライターに関する資格は調べればいくつか見つかりますが、正直あまり知名度の高いものではありません。
そのため、ライターに仕事を依頼するクライアント側もライティングに関してどんな資格があるのか知らない場合が多いです。
つまり、依頼する側は資格の有無を気にしていないことがほとんどで、資格をアピールされても「凄さ」が分からないことが多いでしょう。
そのため、仕事を多く獲得するために資格を取ろうと思っている場合は、一度検討の余地があると思います。
資格よりも実績やポートフォリオを重視するクライアントが圧倒的に多い印象です!
案件に応募して資格の有無を問われたことはありませんが「実際に書いた記事を見せてほしい」と言われる場面は多くありました。
3つ目の理由は、ライティングの資格を取得しても、必ずしも「合格できた=スキルが身についた」とは限らないからです。
ライターとして仕事をするには、資格取得に必要な知識や能力だけでは不十分です。
試験に合格できるレベルの知識やスキルを習得すれば実務で使えるレベルの記事が書けるようになるかと言われると、なかなか難しいものがあります。
これはライティングスキルはたくさん文章を書き、他者からのフィードバックをもらうことで身につくものだからですね。
また、フリーライターとして仕事を獲得するにはコミュニケーションや営業などの能力も同時に身に着けなければならず、これらを身につけるには実践あるのみ。
もちろん、実務で資格取得のために身に着けた知識やスキルが活用される場面もあると思います。
とはいえ、実際に仕事をするには他にもたくさんのことを習得する必要があると思っておきましょう!
Webライターになるのに資格は不要だと説明してきましたが、それはあくまで私の意見。
ライティングの資格取得にはメリットもあります。
ここからはライティングの資格を取るメリットを3つお伝えするので、これらも踏まえて資格を取るかどうか考えてみてください!
メリットの1つ目は安心できること。
資格を取得すれば自分のレベルを測る客観的な目安ができ、安心できるからです。
ライティングはスキルレベルを判断するのが難しい側面があります。
文章の上手い下手は読む人によって意見が分かれるものですし、ましてや自分の文章力を自分で判断するのは非常に困難です。
とはいえ、自分のスキルが高いのか低いのか分からないままでいるのは不安なものですよね。
そんなとき、自分のスキルを測る基準として資格試験は活用できます。
2つ目のメリットは効率的に学べるところです。
資格試験の問題には押さえるべき要点がまとめられています。勉強の範囲や量があらかじめ設定されている方が学習しやすいと感じる場合は、資格取得を勉強の目安にするのもアリですね。
「勉強が終わったら実践しよう」と思ってWebライターを始めることは多いです。
実際に仕事を獲得するためには実践するしかないので、勉強はある程度のところで切り上げる必要があります。
しかし、明確なゴールの基準がなければ、どの時点で勉強が終わったとするべきか判断できません。
勉強のゴール設定に迷ったときに、資格の合格を基準として活用するのも良いでしょう。
ここからは、Webライターに関連する資格を5つ紹介しますね。
▼Webライターに関連する資格
最初に紹介するのはWebライティング能力検定です。
一般社団法人日本WEBライティング協会が実施しています。
選択問題と記述問題で構成されており、Webライティングに関する幅広い知識が問われます。
<Webライティング能力検定の特徴>
<出題される内容>
WEBライティング技能検定は、一般社団法人日本クラウドソーシング検定協会が主催しています。
WEBライティング技能検定講座の教材を購入した人のみ受けられる検定です。
クラウドソーシング検定協会が実施しているので、Webライティングの知識問題に加えてクラウドソーシングに関する出題があります。
<WEBライティング技能検定の特徴>
<出題される内容>
Webリテラシー試験は、株式会社ボーンデジタルが実施している検定試験です。
出題範囲にライティングスキルに直接関連する項目はありませんが、Webリテラシー全般の知識を問う問題が出題されます。
<Webリテラシー試験の特徴>
<出題される内容>
ビジネス著作権検定は、サーティファイ著作権検定委員会が実施している検定です。
Webライターが持っておくと良い知識のうち著作権だけに焦点が当てられています。
<ビジネス著作権検定の特徴>
<出題される内容>
SEO検定は一般社団法人全日本SEO協会が実施しています。
SEO関連の知識を問う試験なので、主にSEOライティングに役立つ知識が出題範囲です。
<SEO検定の特徴>
<出題される内容>
参考:SEO検定の公式サイト
Webライティングを学んでライティングを仕事にしたいなら、スクールという選択肢もあります。
個人的には、資格試験にお金を使うならスクールに使った方が良いと思うタイプです。
理由は、試験勉強が一人で完結するのに対し、スクールなら他者からのフィードバックがもらえるからです。
スクールにもよりますが、私が卒業した合宿型キャリアスクールの「ワークキャリア」では、現役ライターの講師から直接記事の書き方や仕事の進め方について幅広くアドバイスをもらえました。
講師からのアドバイスのおかげで合宿期間中に仕事を獲得することもできました。
(アピールしすぎると怪しいと思われてしまいそうですが、事実です…!)
英会話や絵を練習するときと同じように、ライティングの上達にも客観的な視点からのフィードバックが不可欠です。
そして、そのフィードバックをもらう相手は素人よりも断然、プロのほうが良いですよね。
ライティングのプロからアドバイスを受けつつ、確実にWebライターとして最初のステップを踏み出したいなら、ぜひワークキャリアを検討してほしいです!
そんなワークキャリアですが、具体的には以下のような講座をしています。
▼実際に行われている講座の例(Webライターの仕事に関するもの)
講座名 | 内容 |
---|---|
Webライティング基礎講座 | 文章の書き方やWebライティングの基礎が学べる記事執筆に直接関係する講座。 |
WordPressサイト制作基礎講座 | WordPressでのサイトの作り方を学び、実際にブログを立ち上げられる講座。 |
デザイン基礎講座 | 記事のアイキャッチ作成などに活かせるデザインの仕方が学べる講座。 |
文章能力強化講座 | 論理的な文章を書くためのテクニックが学べる講座。 |
営業講座〜しごと獲得基礎〜 | 実際に仕事を獲得するための営業方法を学ぶ講座。 |
ビジネスコミュニケーション講座 | フリーランスとして仕事をするうえで気をつけるべきコミュニケーション方法を学びます。 |
▼実際にWebライティング基礎講座で使用している資料
これらは一例で、1カ月間の合宿では約20種類の講座が受けられます!
詳しい内容については公式LINEで質問してみてくださいね。
最後にWebライターの資格に関するよくある質問にお答えします。
はい、Webライターの資格がなくても仕事を始められます。
Webライターは資格を取らずに名乗っても良い職業であり、資格を持たずに仕事をしているライターは多いです。
Webライターになるには、まずWeb記事の構造や分かりやすい文章の書き方の基礎を学習しましょう。
詳しい方法はこちらのページで紹介しています。
関連記事:Webライターの始め方|未経験から仕事獲得までを細かく解説
Webライターになるのに原則資格は不要です。
Webライターの業界は資格よりも実績を重要視されることが多い世界。
キャリアチェンジのためにとりあえず資格を取ろうと考えているなら、よく検討しましょう。
もし「資格は微妙かも……」という気持ちに傾いたなら、ワークキャリアが実施している無料カウンセリングで次にやるべきことを相談してみてください!
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