この記事はワークキャリア卒業生の冨田さきさんによって書かれたものです。
ワークキャリア金谷44期(2023年10月)の卒業生、宇部佑一朗さんにお話をうかがいました!
▼宇部さん(うーべー)の簡単なプロフィール
どんなキャリアが自分に向いているか不安な方へ。
これからのキャリアや働き方について相談できるカジュアル面談を実施中。
「ワークキャリアをすぐには受講できない」「まずは話を聞いてみたい」方でも申込可能です!
目次
僕は大学卒業後、山梨県のメーカーで5年ほど会社員をしていました。28歳の時から2年間は世界一周旅行をしながら、ロングトレイルを歩き、約30カ国を訪問しています。
帰国後は地元の町役場で2年間勤めて、今は農業をしています。
家業であるカーネーションの苗を作る仕事をしながら、2021年にクラウドファンディングを経てブルーベリー農園を開業しています。
来年(2024年)から一般のお客様を受け入れていくため準備しているところです!
ワークキャリアが開催されている金谷の隣にある鋸南町に住んでおり、「田舎フリーランス養成講座」のときから知っていて気になっていました。
もともと 9・10月は、本業の農家が閑散期なので少し時間に余裕ができるんです。
この期間に、スキルアップに繋がる経験をしたい気持ちもあって、受講を検討するようになりました。
受講を検討しているタイミングで、ブルーベリー農園をきっかけに知り合った元ワークキャリア受講生のトミーさんとエイ君の夫婦と出会い、よりリアルな声が聞けたので参加しようと思いました!
農業をしながら受講できるのか心配してたのですが、仮に7割でもそのカリキュラムを学べて、 新たな人との繋がりができるのは意味のあることかなと思って。
全部受講できなかったとしても、行く意味があると感じて参加に至りました。
すごく忙しかったです。(笑)
朝9時から3時間講義を受けて、午後から受注や課題を17時まで。
その時間内に終わらないことも多くて、夜も作業していました。
元々ブログを書いたり、文字を書くことは好きでした!
そのため、本業である農業の閑散期にパソコン1つで稼ぐ経験として、ライティングを学びたくて参加しました。
SEO記事ができるまで、さまざまツールを用いて書く前の準備をしていることを講義で習いました。
実際にやってみて、記事を書く難しさを痛感しました。
一方通行の授業ではなく、その場でタイムラグがなく双方向に学べて間違ってたら教えてもらえる環境がとてもよかったです!
ライティング以外にも動画編集、サイト制作、デザインと満遍なく知識を付けたい気持ちがあり、広く講義を受けました。
それらの受注する基礎知識を知れたので、それを応用し発注ができるようになったのはよかったポイントです!
特にサイト制作やデザインを依頼するときに、具体的に参考資料を用意する大切さを知りました。
ブルーベリー農園事業の今後に活かせそうです!
Webライターとしての働き方を知ったこともいい刺激になったんですけど、それ以上に、自分の事業を見直す機会を得たことで一番の気づきがありました。
メンターと一緒に今後のキャリアについて考えられたことで、自分の人生の転機になるような時間を過ごせました!
過去・現在・未来の段階に分けて自分のキャリアを振り返り、「キャリアマップ」(キャリアのロードマップを作成するワークキャリアのオリジナルテキスト)を作成しました。
また、メンターとの面談だけでなく、受講生同士でグループディスカッションを行い、「現在、何を望んでいるのか」「5年後や10年後にどのような状況になりたいのか」「収益化の方法などについてどう考えるか」などを共に考えました。
メンターや同期とアドバイスを共有し合い、キャリアについて自分にとってより良い方法を見つけられる環境で1カ月を過ごせたことは、ライティングで収入を得ること以上にとても価値のある時間でした。
ライティングの仕事を継続的にやっていきたいとは思うんですけど、優先度としては、自分のブルーベリー農園の事業を主な活動にしていくことが重要だと思っています。
僕のブルーベリー農園を訪れたいと思う人が、1人でも10人でも少しずつ増えていくことです。
夏になったら「ブルーベリー農園を訪ねるために鋸南に行こう」と思える場所にしたいという強い願いがあります。
おいしいブルーベリーを提供することはもちろん大切なことですが、鋸南町でがんばる自分がお客様の元気につながる場所になれたらと思っています。
ジョブトレ(ワークキャリアが運営する職業訓練校)の記事執筆の依頼をいただいたので、継続的にライティングのお仕事をしていきたいなと思ってます。
また、メンターを見ていて、相手の進路を一緒に考えることや、人の成長を見守ることが好きだと感じました。
なので、将来的には僕もメンターになりたいです!
ただ、メンターや地域コーディネーターだけでなく、僕にしかできない特別なポジションもあると考えています。
地元で他の主要な事業を展開しながら、ライティングで収入を得る人として、今後もワークキャリアに関わり続けたいと思っています。
また、自分らしい農業のスタイルを提案する「ファームキャリア」という農家向けのワークキャリアを始めてみたいです!
20代と30代の人々の中には、自分の意思に関係なく、家業の農業を継ぐ必要がある人もいると思います。
先代から引き続きつつ、自分の色を出すことに悩んでる同世代の農家さんって多いと思うんですよね。
「ファームキャリア」では、小さな田舎で自分らしく輝ける人を増やしたいです!
それは今回のワークキャリアで気づいた、僕の人生でやってみたい事業だと感じています。
今まで色々やってきたけど、組み合わせたら何ができるんだろう・・・って1人で悩んでいる人も多いと思うんですよね。
ワークキャリアはメンターや同期生と一緒に今後の人生の道筋を考える場所で、人生設計を立てる上での大切な時間を過ごせます。
人生設計の新たなバージョンを一緒に作ることができたことは、受講して本当に良かったことのひとつです!
ワークキャリアは、個人事業主やフリーランスのように自分自身を商品として提供し、お客様から選ばれるまでを総合的に学べる良い機会です。
自分次第で1カ月間を有益に過ごすことができます。
何を学びたいか、何を得たいかは個人次第。
どんな人にでも適用できるカリキュラムだと思います。
たとえメンターが一生懸命教えようとしても、受講生が自分でストッパーをかけてしまったら、成果は得にくくなります。
どんなにメンターが一生懸命教えてくれようとしても自分でフィルターをかけてしまったら、その人は伸びないし。
メンターが受講生の成長を確実にサポートしようとしてくれるので、受講生の方も自身が何について悩んでいるのか、どのような課題に直面しているのかをオープンに共有することで、1カ月を有意義に過ごすことできると思います!
(取材・文・冨田さき)
どんなキャリアが自分に向いているか不安な方へ。
これからのキャリアや働き方について相談できるカウンセリングを実施中。
「今すぐ受講できない」 「まずは話を聞いてみたい」方も申込可能です!