ワークキャリア金谷43期(2023年6月)の卒業生、西川善浩さんにお話をうかがいました!
西川さん(にしやん)の簡単なプロフィール
✅自動車関係の会社員を10年間経験
✅5年前に副業ライターとしてデビュー
✅ライティングやWebスキルを活かしてパラレルワーカーを目指す
どんなキャリアが自分に向いているか不安な方へ。
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目次
ー本日はよろしくお願いします!10年間、会社で働かれてたということですが、どのようなお仕事をされていましたか?
今まで5社で働いた経験があります。その中でも自動車部品の専門商社と、自動車部品のメーカーに長く勤めました。
自動車部品のメーカーでは営業部で、社内のあらゆることを担当していました。
電話対応やクレーム対応、営業活動、自動車部品の展示会に出展、講習会の講師などさまざまでしたね。役職としては係長でした。
ー係長というと役職もあり忙しそうなイメージがあります。その中でも副業をされていたとのことですが、始めたきっかけは何だったんですか?
5〜6年前にTwitterを始めたんですけど、その時たまたまフリーランスブームだったんです。
フリーランスとして発信をされている方を知って、「こんな生き方ができるんだ」とすごく憧れました。「会社に依存しなくてもいいんだ。」って。
学生時代の時から「会社員= 自分の時間が無くなるもの」というように、会社員に対してネガティブなイメージを持っていました。
副業を始めたのは、フリーランスという生き方に憧れたのがきっかけですね。
ーフリーランスの働き方に憧れていたんですね。独学で始められたとのことですが、大変ではなかったですか?
最初はHTMLやCSSなどのコード使ったサイト制作から始めましたが、速攻で挫折しました(笑)
そこから動画学習ツールや本、オンラインスクールなどで学び始めて何十万円も投資しましたが、上手くいかず時間だけが過ぎてしまいました。
どうしようかな、と思っている時に、たまたまTwitterをフォローしているブロガーさんがライターを募集していたんです。
会ったこともない人だったんですけど、思い切ってダイレクトメールを送ったら、なんと採用してもらえました。これが大体2年前で、副業として初めてのお仕事でした。
ーひょんなことからお仕事を見つけたんですね!その後もライターを副業として続けたのですか?
初めてお仕事を受注した方からの依頼で、月2〜3本記事を書かせてもらいました。
自分が書いた記事をすぐに上げてくれるのが、やりがいを感じた部分です。
それと並行して、仕事を辞める少し前から、クラウドソーシングでも仕事を探すようになりました。
<クラウドソーシングとは?>
企業や個人がインターネット上で不特定多数の人に業務を依頼するビジネス形態のこと。
ワークキャリア期間中では、実際にクラウドソーシングで案件を受注して実践的にスキルを磨く。
たまたまDMをくれたクライアントが2人いて、どちらからも案件を受注することが決まりました。現在でも継続して記事を書かせてもらっています。
ーすごい!ちなみに当時、副業としてライティングを始めてみて率直にどうでしたか?続けられそうという感覚はありましたか?
最初にコードのサイト制作で挫折したと言いましたが、それに対してライティングは結構楽しかったです。
「完璧だ!」と思える文章は書けないんですけど、それでもすごく楽しくて。
これだったら続けられそうだなという実感はありました。
ーなるほど。では、どうしてワークキャリアに参加しようと思われたんですか?
ワークキャリアに参加した理由は2つあります。
1つ目は、Webスキル全般を学びたいと思ったからです。サイト制作やブログ、デザインなど多様なスキルに一度触れてみたかったんですよね。
2つ目は、人生について考えたいと思ったからです。冷静に考えると、今までそんなに自分のことについて考えたことはありませんでした。
その2つを重点的に学べる・考えられる内容というのが魅力的に感じた部分です。
ーちなみに、ワークキャリアはどこで知ったのですか?
5〜6年前、インターネットでフリーランスについて調べていた時に見つけました。
ただ、会社員をずっとやっていたので、1ヶ月間空けて参加しようとするとなかなか難しいんですよね。
いつか参加したいと憧れがありましたが、本当に実現するのかなという状態で長年過ぎてしまいました。
休職するか退職するかじゃないと参加できないと思うので。
ー会社員をしていると、時間の確保がネックですね。5〜6年の歳月を経て参加に踏み切ったきっかけは何だったのですか?
「やらないで後悔するより、やって後悔した方がいい」みたいなことじゃないですかね。
亡くなる前の人たちが「もっと挑戦すればよかった」「仕事しすぎなければよかった」「もっと人との関係を大事にすればよかった」という言葉をよく口にするということを、本で読みました。
その言葉がものすごく心に刺さって。仮に今、ワークキャリアに挑戦しないまま死んでしまったら、絶対後悔するなって思ったんです。
10年後も会社で働き続けている姿をイメージできなかったこともあって、退職とワークキャリア参加を決心しました。
「本当にやりたいことがあるなら挑戦しないと。」という強い気持ちが沸いたのを覚えています。
ーついに決心がついたのですね!ちなみに、ワークキャリア以外に選択肢は無かったのですか?
オンラインスクールや職業訓練も探したんですけど、自分にぐさっと刺さるものがなくて。
オンラインだと怠けてしまうんです。いくら「24時間いつでも質問できる」と言われても、質問しないし、わからないんですよ。
その反面、ワークキャリアはわからないことがあれば、横にいるメンターにすぐ聞けるので、大きなメリットだなと思います。
ーなるほど。いざワークキャリアに参加するとなった時、不安なことは無かったですか?
ビビりなので、めちゃくちゃ不安でした。どういう人たちが集まるんだろうって。結局行ってみないと、どういう人たちかわからないから。
ホームページに情報は結構書いてくれているけど、それでも「大丈夫かな?」と不安になっていました。
でもいざ参加してみたら、全然不安な点はなくて。むしろメンターの人たちも同期の人たちもみんないい人たちですごく良かったなと思っています。
ー参加するまでが不安ですよね。では、実際1ヶ月間参加してみてどうでしたか?
社会人になると、新しい人間関係って会社以外であんまりできないと思うんです。
合宿型だと、家族や恋人よりも長い時間を一緒に過ごす訳じゃないですか。
こんなにも密な人間関係ができたのはすごい良かったなと、改めて思います。
ー参加したきっかけは「Webスキル全般を学びたい」ことと「人生について考えたい」だと思いますが、その点についてはどうでしたか?
「Webスキル全般を学びたい」ということに関しては、メンターから「スキルは1本に絞った方がいいよ」というアドバイスもあり、特にライティングに力を入れました。
でもアイキャッチのデザイン作りとか、ノーコードのサイト制作でブログをパパっと作ることとか、広く学べたのはすごく良かったです。
あとは、見積もり書の書き方やポモドーロテクニックを使った作業の効率化など、ソフトスキルもこれから役に立ちそうですね。
「人生について考える」ということに関しては、正直に言うといまだに悩み続けてるところはあります。
ただ、会社員の時のような職種名に当てはめなくてもいいんだという感覚は生まれました。
フリーランスといってもライターでもありデザイナーでもあり…
無理にカテゴライズしなくても、いくつか組み合わせてもいいんだと思います。なんかもっと自由でいいんだって感じました。
ーそれは、すごく素敵な気づきでしたね。今後のことについても聞きたいのですが、3ヶ月後くらいの目標はありますか?
今は特にライティングに力を入れているので、「ライターのお仕事で月15万ぐらい稼げるようになりたい」という目標を立てています。
ただ、やっぱり家に帰ってきてしまうとだらけ気味になってしまうので、金谷に戻ってまた修行モードに切り替えたいなと思います。
ーもう少し広げて、1年後はどういう姿になっていたいというビジョンはありますか?
フリーランスとして1年間働いてみると、組織の中で会社員として働いていた時との比較ができると思うんです。
今の時点で、「一生フリーランスとして生きていく!」とは思っていないので、もし共感できる組織があれば、パラレルワーカーとして働かせてもらいたいなとも思っています。
ライティングやWeb系の仕事をしながら、自分の興味のあることで仕事ができたら1番いいなというところです。
ーにしやんにしかできない働き方が見つかるんだろうなと想像がつきました。もう少し掘り下げたいのですが、「理想の働き方や生き方」に関して、どのようなイメージがありますか?
やっぱり、自分の好奇心に素直に従っていきたいなと思いますね。
ワークキャリアに参加する前の自分は、「フリーランスってなんかいいな。でも自分は何もできないし、なれるわけない。」みたいに、できない理由を一生懸命考えてしまっていたんです。
でもそうじゃなくて、「まずはやってみればいいんじゃない。」と前向きに考えられるようになりました。
だから、興味が湧いたものはどんどんやってみるというスタンスで、いろんなことにチャレンジしていきたいなと思います。
ーなるほど!プライベートではどういう生活をしていきたいなと思いますか?
フリーランスに憧れる人あるあるだと思うんですけど、ワーケーションには憧れますよね。
もともと旅行も好きなので、「全国を旅しながら働く」というのはしてみたいです。
ー生活も仕事も縛られていない状態がにしやんの理想なのかなと思いました。ちなみに、金谷での1ヶ月間の生活はどうでしたか?
金谷は、なんとも言えない魅力がある場所だと思いました。店は最低限しかないけど、その分自然がたくさんあって。
海と山、コンビニと小さなスーパーしかない、みたいな環境。
何もない場所だからこそ、「人生にとって必要なものはなにか。」みたいなのを考えるきっかけになったかもしれないですね。
一つのことに集中して勉強や仕事をするにはいい環境です。
ー激しく同意です。にしやんは8月から2ヶ月ほど金谷に滞在するということですが、金谷でしかできないこととは何ですか?
金谷にはフリーランスの人たちが結構集まると思うので、どういう生き方をしているのかという話を聞いてみたいですね。
受講期間中には出会えていない人もたくさんいると思うので、もし会えるとしたらどういう働き方をしているか知りたいです。
ー金谷いいですよね。では、その2ヶ月間金谷で過ごした後、どのような姿になっていたいというイメージはありますか?
仕事のオンオフをもう少しうまく切り替えられるようになりたいなと思います。
1人だと誰も監視の目がないので、いくらでもダラけてしまうじゃないですか。
仕事も、締め切り間際にギリギリ終えるみたいなことを平気でやってしまうので。
自分の時間を管理するスキルをもう少し磨きたいですね。
ーありがとうございます!それでは最後に、ワークキャリアの受講を希望している人にメッセージをお願いします。
本当に一言でいうと、「気になってるなら、迷ってるなら、ぜひ参加した方がいいんじゃないかな!」ということです。
ワークキャリアというのは、私にとって超理想的なコミュニティなんですよね。
どのような人がいても、みんな淡々とフラットに言いたいことを言って、やりたいことをやるっていう。
それぞれが快適に楽しく暮らせる場所なんだと思います。
なんと言えば伝わるのか非常にもどかしいんですけど……あの良さに触れるためには、実際に飛び込んで体感するしかないんですよね。
ネットに出てる情報だけではわからないので、気になっている方はまずは参加してみてください。
某アニメのセリフで「生殺与奪(せいさつよだつ)の権を他人に握らせるな」という言葉がありますが、まさにそうです。
<生殺与奪とは>
生かすも殺すも、与えるも奪うも、自分自身が権利を持っているという意味の四字熟語。
会社員をしている時は「今安定してもらえている給料がいきなり全部無くなるのが怖いな。」と思っていました。
でもいざ辞めてみると今の生活の方がはるかに幸せだと感じています。
会社に生殺与奪の権を握られて嫌だなと思っている方、特に自分の人生を自分で切り開きたいと思っている方に、ワークキャリアをおすすめします。
(取材・文:上野ちか)
どんなキャリアが自分に向いているか不安な方へ。
これからのキャリアや働き方について相談できるカジュアル面談を実施中。
「ワークキャリアをすぐには受講できない」「まずは話を聞いてみたい」方でも申込可能です!
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