フリーランスになりたいとは思ったものの、未経験だしスキルもないし、何から始めれば良いんだろう?そもそも、本当に未経験からフリーランスになれるの……?
フリーランスの働き方に憧れはあっても、未経験から目指すとなると心配事は尽きないですよね。
今回は、そんな悩みを解決すべく「未経験からフリーランスを目指すロードマップ」をご用意しました!
ロードマップでは、スキルなし・経験なしからフリーランスを始める方法を5つのステップで分かりやすく解説しています。
これまで1000人以上のフリーランス志望者をサポートしてきたワークキャリアのノウハウを元に、未経験でも挑戦しやすい5つの職種や仕事の獲得方法なども紹介しています!
この記事を読めば、最初に感じていたモヤモヤが消え、フリーランスに挑戦するイメージがしっかり掴めるはずです。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
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目次
まず、そもそもフリーランスとはどんな仕事なのかをおさらいしましょう。
一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会は、フリーランスを以下のように定義しています。
“特定の企業や団体、組織に専従しない独立した形態で、自身の専門知識やスキルを提供して対価を得る人”(出典:フリーランス協会「フリーランス白書2018」)
つまりどういうことかというと、会社などに雇用されずに知識やスキルを売ってお金を稼ぐ人のことです。
具体的な職種は、大きく分けて以下の3種類があります。
▼フリーランスの3つの種類
フリーランスと聞くと、Web系の職種を想像するかもしれません。
しかし、営業・事務などのビジネス系や、美容師・ハンドメイド作家などの職人系の仕事でも、組織に専従しない形で行っている人はすべて「フリーランス」と定義されています。
では、実際に未経験からフリーランスになれるのでしょうか?
結論から言うと、なれます。
具体的な根拠は2つ挙げられます。
<未経験でもフリーランスになれる根拠>
1.未経験OKの求人が多数存在する
2.実際に未経験からフリーランスになった人がいる
フリーランスの求人には未経験OKの募集が多数存在します。
実際にクラウドソーシングサイト(フリーランスの仕事を見つけられるサイト)のCrowdWorksでYouTube編集者の募集を探す際「未経験可」にチェックを入れて検索してみると、121件もの仕事がヒットしました。
▼CrowdWorksで未経験OKのYouTube編集の募集は121件
副業解禁や働き方改革によりフリーランスが注目され始めて以降、異業種からチャレンジし、実際にフリーランスとして活躍している人は多くいます。
飲食業から動画編集者になった人や、事務職からWebライターになった人、なかには学生生活とフリーランス業を両立しているケースも少なくありません。
ワークキャリアの卒業生も、未経験からフリーランスになった人が非常に多いです。
▼未経験からフリーランスになった卒業生のインタビュー記事もぜひご覧ください。
未経験からでもフリーランスになれると分かったけれど、自分が選ぶべき職種がどれなのか迷ってしまいます……。
未経験でも挑戦しやすいおすすめの職種を5つに絞って紹介しますね。
仕事の概要とあわせて、その仕事が向いている人も説明しているので、職種選びに役立ててみてください!
▼未経験でも挑戦しやすいおすすめ職種5選
Webライターとは、Web上に公開される記事を書く仕事です。
リサーチや取材などによって集めた情報を、読者にとって分かりやすい文章にまとめます。
Webライターは正しい情報を見極める力や、文章を分かりやすく書く能力が求められる仕事です。
文章を書いたり読んだりするのが好きな人に向いています。
ライティングのスキルは他の職種でも活かせる場面が多く、フリーランス第一歩目の職種としてWebライターを選ぶ人も多いです。
ワークキャリアの受講生もwebライターを目指す方が多くいらっしゃいます。中には受講中に10万円以上の収益を出す人も……!
動画編集者とは、YouTubeやTikTokなどに投稿される動画を編集する仕事です。
動画素材をカットしたり、テロップを入れたりなどの作業を行います。
動画編集者は一見華やかですが、実際は動画編集は細かい作業が連続する仕事。
そのため、コツコツ地道な作業が得意な人に向いています。
とはいえ、動画編集者になれば人気YouTuberの動画作成に関われる可能性もあります。
そういった意味では夢のある職種ですね。
Webサイト制作者とは、企業や個人のWebサイトを作る仕事です。
「HTML」や「CSS」をはじめとした専用言語などを用いてWebサイトを作成します。
解決が困難なエラーが発生する場面が多く、その度に解決策を模索しなければならないので、粘り強く問題解決に取り組める人に向いています。
一方で、最近ではノーコードサイト制作と呼ばれる専用言語を使わない方法が普及しつつあり、未経験の人でもスキル習得がしやすいため、ノーコードからのスタートもおすすめです。
Webデザイナーとは、Webサイトのデザイン やクリエイティブを作成する仕事です。
Webサイトのデザインをする際は、「XD(エックスディー)」や「Figma(フィグマ)」などの専用ソフトを用いて、企業のホームページや商品ページなどのデザインをします。
デザインのイメージは言葉で伝えるのが難しい概念です。
そのためWebデザイナーには、依頼主からサイトの方向性や希望を上手くヒアリングする能力が求められます。
Webデザイナーはデザインからコーディングまでを一括で請け負うこともあり、ほか5つの職種に比べると、1つあたりの仕事の報酬が高いところが特長です。
オンライン秘書とは、社長や個人事業主のアシスタント業務をオンラインで行う仕事です。
業務内容は多岐に渡り、書類作成やスケジュール管理を中心に、依頼主の要望次第ではSNS運用やデータ分析などを行うこともあります。
依頼主によって必要なサポートが異なることから、相手の状況を先読みしてアシストする気配り力が求められる仕事です。
接客経験や事務経験などのビジネス経験が直接活かせる面では、社会人経験のある人にとって挑戦しやすい職種ですね。
▼未経験でも挑戦しやすいおすすめ職種5選
いよいよ未経験からフリーランスを目指すためのロードマップを公開します!
ワークキャリアが考える独立への最適解を5ステップで解説しているので、ぜひじっくり読んでみてください!
最初のステップは、フリーランスを目指す目的の言語化です。
過去を振り返り、なぜフリーランスになりたいと思ったのかを明確にしましょう。
実は、明確な目的なくイメージや憧れだけでフリーランスに挑戦するのは危険行為なんです……。
明確な目的を持たずにフリーランスになってしまうと、思い描いたイメージと現実とのギャップで挫折する可能性があるからです。
▼フリーランスを目指す目的の例
それぞれの想いがあるはずなので、最初のステップで明確にしておきましょう。
また、目的の言語化と同時に、フリーランスになって実現したいことをイメージすることもおすすめです。
できるだけ具体的にイメージすることで、目指すべき職種や働き方の方向性が見えやすくなります。
以下に、フリーランスを目指す目的を言語化するカギとなる10の質問を用意したので、よければ活用してみてくださいね。
▼10の質問
ぜひ時間を取って、紙に書きながら整理してみてください◎
ステップ2は職種選びです。
自分に合った職種を選ぶには、先輩の意見を聞くことがおすすめです。
現役フリーランスとして活動しており、実際に業界を知る人の意見は、自分にはない新たな視点を与えてくれるでしょう。
先輩からのアドバイスにより、実際に自分がフリーランスとして働くイメージが具体化され、職種選択の参考になるはずです。
とはいえ、周りにフリーランスの先輩が居るとは限りません。
知り合いにフリーランスが居なくても、先輩から話が聞ける5つの方法を紹介します。
ワークキャリアの個別カウンセリングでは、現役でフリーランスとして活動している先輩に無料で相談ができます。
さらに面談を担当するのは、ワークキャリアの合宿プログラムでのメンター経験者。
現役フリーランス・指導者の2つの視点からアドバイスがもらえるのが特長です。
オンラインでメンターを募集できるプラットフォームのMENTAを使えば、オンラインで相談に乗ってくれる先輩を見つけられます。
相談相手を自分で選べるので、メンターのスキルやプロフィールを見て相性が良さそうな人を指定できます。
Twitterで発信活動をしているフリーランスのなかには、フリーランス志望者の相談に乗ってくれる人が居ます。
普段チェックしている発信者にお願いすれば、フリーランスについての話が聞けるかもしれません。
コミュニケーションアプリLINEのオープンチャットでは、テーマ別に作られたチャットルームに匿名での参加が可能です。
チャットルームのなかには「フリーランスについて話そう」や「フリーランスの集い」など、フリーランスをテーマに会話をするものがあります。
匿名かつチャットなので、思い立ったときにいつでも先輩からの話が聞けます。
フリーランスになりたい人向けのオンラインイベントに参加する方法もあります。
ゲストが複数登壇するイベントなら、一度に複数のフリーランスの先輩の話が聞けてお得です。
オンラインイベントは「ウェビナー」や「座談会」とも呼ばれ、主にSNSから情報を入手できます。
挑戦する職種が決まれば、次は目標設定です。
目標設定と同時に、達成するための計画も忘れずに立てておきましょう。
目標設定のコツは「定性目標」と「定量目標」を設定することです。
定性目標とは、数値で表せない目標のことです。
例えば「専業Webライターとして生計を立てる」などがあります。
反対に、定量目標とは数値で表せる目標のことです。
具体的には「1年後までにWebライターとして15万円稼ぐ」などがあります。
定量目標を設定することで、15万円稼ぐために必要な仕事の量や、1つの仕事に要する時間などを逆算して考えられ、やるべきことが明確になります。
ちなみに、設定した目標や計画はExcelやスプレッドシートなどの表計算ツールで管理すると便利ですよ。
▼目標・計画の例
時期 | 計画 |
1カ月目 | 本を3冊読む/1万円分の仕事を獲得する |
2カ月目 | 本を1冊読む/3万円分の仕事を獲得する |
3カ月目 | 本を1冊読む/5万円分の仕事を獲得する |
ステップ4では、設定した目標と計画にのっとってスキル学習を始めましょう。
Web系フリーランスのスキルを学習する方法は主に5つあります。
各勉強法のおすすめ度と共に紹介するので「自分に合った勉強法はどれだろう?」という目線でチェックしてみてください。
1つ目は、書籍で学習する方法です。
昔に比べると、本屋でWebサイト制作や動画編集、Webライティングなどに関する書籍を見かける機会が増えました。
「まずはスキルの概要を知りたい」と思ったら、何冊か本を読んでみるのがおすすめです。
ただし、書籍は手軽に始められる勉強方法である反面、質問相手がいないことで挫折しやすいというデメリットもあります。
始めやすさ | 始めやすい |
費用の目安 | 1,500〜4,000円程度(1冊あたり) |
挫折しない度 | 低い |
仕事が取れる確率 | 低い |
おすすめ度 | ★★★ |
2つ目に紹介するのは、YouTube動画で学習する方法。
多くのインフルエンサーたちが、初心者向けにスキルの学習動画を公開しています。
YouTubeは無料で始められるところがメリットです。
また、実際の画面録画を用いた作業風景を見られるので、理解しやすい特長もあります。
とはいえ、YouTubeは誰でも発信できてしまう性質上、正しい情報かどうかを見極めなければなりません。
始めやすさ | かなり始めやすい |
費用の目安 | 無料 |
挫折しない度 | 低い |
仕事が取れる確率 | 低い |
おすすめ度 | ★★★ |
学習教材を購入する方法もあります。
各スキルの動画や資料を購入し、半独学で勉強するやり方です。
学習教材によっては、販売元が質問に答えてくれるなどのサポートを行っている場合もあり、このような場合は勉強が続けやすいメリットがあります。
デメリットとしては、学習教材は購入するまで中身が分からないうえ、高額である場合が多いことです。
詐欺まがいの商品を販売している業者もあるので、購入するなら慎重に判断しましょう。
始めやすさ | 始めにくい |
費用の目安 | 5万円〜70万円程度 |
挫折しない度 | 中 |
仕事が取れる確率 | 低 |
おすすめ度 | ★★ |
次に、オンラインサロンに入会して学習する方法を紹介します。
オンラインサロンとは、共通のスキルを持つ人やスキルを学びたい人が集まるオンライン上のコミュニティです。
会員同士で交流できるところが特長で、仕事を紹介してくれる場合もあります。
オンラインサロンは上手く活用しなければ意味がありません。
入会するだけで仕事が獲得できると思って入会し、失敗するケースが多いのも事実です。
入会は自分がオンラインサロンに向いているかよく検討してからにしましょう。
始めやすさ | やや始めやすい |
費用の目安 | 月額5,000円〜1万円程度 |
挫折しない度 | 中 |
仕事が取れる確率 | 中 |
おすすめ度 | ★★★ |
5つ目はスクールに通う方法の紹介です。
未経験からフリーランスを目指せるスクールはいくつかあります。
実際に通学して受講するタイプやオンラインで受講できるタイプのほか、合宿型で集中して学べるスクールもあります。
スクールに通う最大のメリットは、挫折しにくいところです。
まとまった時間を確保する必要がありますが、仕事を獲得できる確率が最も高いのはスクールで学ぶ方法です。
結果にこだわりたいなら、スクールを選ぶと良いでしょう。
ワークキャリアは挫折率を0%に近づけるため、合宿型で開催しています。「オンラインが学習では挫折してしまった」という方も安心してご参加いただきたいです。
始めやすさ | やや始めにくい |
費用の目安 | 5万円〜70万円程度 |
挫折しない度 | 高 |
仕事が取れる確率 | 高 |
おすすめ度 | ★★★★★ |
基本的なスキル学習が終わったら、いよいよ実際の仕事に応募してみましょう!
残念ながら、いくらスキルの勉強を頑張っても、スキルがあるだけでは仕事は獲得できません。
実務から学ぶ気持ちで、基礎ができたら実際の仕事にチャレンジしてみるのがおすすめです。
そうは言っても、最初の応募は誰しも緊張するもの。
そんなときは、本採用前にスキルテストがある案件なら応募のハードルが低いのではないでしょうか。
そして、仕事に応募するときにあると便利なのが「ポートフォリオ」です。
ポートフォリオは自分のスキルを示すための作品集のことで、動画編集者ならサンプル動画、Webサイト制作者ならサンプルサイトを提示して仕事に応募します。
学んだスキルの腕試しもかねて、まずは営業用ポートフォリオの作成から取り組むのもアリですね。
ここからはロードマップ実践後、いざ仕事に応募するときの具体的な方法をお伝えしますね。
未経験でもフリーランスの仕事が獲得するルートは意外に多いので、自信を持ってチャレンジしてみて欲しいです。
▼仕事を獲得する4つの方法
初心者フリーランスが最初の仕事を獲得する方法としてメジャーなのは、クラウドソーシングの求人に応募することです。
クラウドソーシングとは、フリーランスに仕事を依頼したい人と仕事が欲しいフリーランスをマッチングするサービスです。
クラウドソーシングには経験不問の求人も多数存在し、初心者でも比較的仕事が獲得しやすい傾向にあります。
いくつかあるクラウドソーシングサイトのうち「Lancers」と「CrowdWorks」は利用者が多く、求人数が多いです。
Twitterの募集に応募する方法もあります。
Web系フリーランスの職種はとくに、Twitter上で求人募集をしている人が多いです。
そして「未経験者や初心者を育成する代わりに自分の仕事を手伝って欲しい」という発信も少なくありません。
「#ライター募集」や「#動画編集者募集」などでハッシュタグ検索をすると新たな求人を見つけられるので、気になる仕事には積極的に応募してみましょう。
求人サイトは転職や就職活動向けのイメージがあるかもしれませんが、フリーランスの求人もいくつか存在します。
求人情報の雇用形態の欄に「業務委託」とあれば、フリーランスの募集です。
とくにフリーランスの求人が多い求人サイトとして「Wantedly」や「WorkShip」などがあります。
企業とカジュアル面談ができる仕組みがあるので、対面でのコミュニケーションで営業したい場合にもおすすめです。
仕事を紹介してくれそうな知人が居れば、声をかけてみると良いでしょう。
現役のフリーランスでも、知り合いのツテで仕事を獲得するケースは往々にしてあります。
思い当たる知人が居なければ、すでにあるフリーランスのコミュニティに入ってみて、人脈を広げるのも1つの手です。
未経験からフリーランスを目指すロードマップを5つのステップで紹介しました。
5つのステップをおさらいすると、以下のようになります。
上記のステップを確実にこなせば、未経験からでもフリーランスとして活躍できます。
「一人でやれるか不安」という場合は、何でも聞ける先輩や一緒に頑張るフリーランス仲間を見つけるのがおすすめです。
1ヶ月間合宿型でWebスキルを学べるワークキャリアは、学習から案件獲得までサポートしています。気になる方はぜひお気軽にご相談ください◎
どんなキャリアが自分に向いているか不安な方へ。
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